高校生で大好きな恋人ができた人にとっては、結婚を考えることは珍しくなく、実際に妊娠などが発覚後に結婚したいと考え、学校を退学するケースも見られます。
一方で、世間では高校生での結婚はまだ早いという意見が多いということが予想され、高校生で結婚したいと本気で思うのであれば、結婚後の現実というのもある程度知っておかなければなりません。
今回の記事では、そんな高校生で結婚したい人が考えるべきこと10個をまとめ、結婚するということはどういうことかを知りましょう。
目次
経済的な部分
結婚するということは、高校を退学する可能性が非常に高く、社会人となれば当然お金が必要となります。
例えばあなたが結婚を決意したとして、子供を産んだとしましょう。
その子供が大学を出たとして、22歳までにかかる平均費用というのを、あなたはご存知でしょうか。
子供が22歳までにかかる費用は、AIU保険「AIUの現代子育て経済考2005」によると、1640万円であるという発表がされており、子供一人を出産して子育てするだけでも、これだけの費用が掛かるということです。
また結婚するということは、家を出る確率も高くなるわけですから、毎月かかる家賃や食費など、自分自身にかかる出費も馬鹿にならないという現実を知らなければなりません。
楽しいことを知らない
まだ高校生のあなたは、楽しいことを知っているつもりでもまだまだ楽しいことを知りません。
例えば旅行や様々な趣味など、高校生である段階ではまだまだ楽しいことは未経験であり、これから知っていく段階の年齢に差し掛かっています。
ですからもしも高校生のあなたが今結婚を選べば、当然同世代は年齢を重ねるごとに新たな楽しいことを発見し、そのことを自慢げにSNS等で自慢する人もいるでしょう。
結婚をしてしまえば、こういったことは経験することができないことも多く、そういった遊びを経験していない人というのは、非常に羨ましいという感情が芽生えやすいです。
これから楽しいことをたくさん知れる年齢でもあるにも関わらず、今結婚を選択する必要が本当にあるのでしょうか?
あなただけの人生でなくなる
特に結婚をして出産をすれば、もうそれはあなただけの人生では無くなります。
子供をしっかりとした大人に育てていく義務が生じますし、何より子供中心の生活となっていくでしょう。
そうなれ自分がしたいことは我慢しなければなりませんし、子育てというのは思った以上に辛いこともたくさん経験しなけれなりません。
高校生で結婚を考えたあなたは、子育ての厳しさや辛さといった部分も知っているでしょうか?
子育てを甘く見ていてはいけません。
価値観の違い
結婚において価値観の違いというのは非常に重要となり、お金に対する価値観、家族に対する価値観、子供に対する価値観など、価値観は近ければ近いほどストレスが溜まりにくく、喧嘩に発展するなどの事態に陥ることも少なくなります。
あなたは恋人との価値観の違いを考えてみたことはありますか?
例えば彼氏が金遣いが荒く、あなたが真逆の性格であった場合、ほとんどの場合は結婚後は彼氏に浪費癖を我慢してもらう必要があります。
他にも、家事育児による価値観の違いなどで、疲れ果ててしまう夫婦を幾度どなく目にしてきました。
こういった価値観の違いが大きければ大きいほど、考えが分かち合えないということになりますから、当然結婚生活が苦痛になってくることもあるということを、頭に入れておきたいものです。
幸せになるとは限らない
大好きな恋人との結婚が、必ずしも幸せな家庭を築けるということには繋がりません。
実際問題として、旦那のDVやモラハラ、子供に対する愛情がない、子供が可愛く思えない、自由な時間がないのが苦痛など、一緒に住んでみることによって、今まで分からなかった事実が見えてくることがあります。
もしもあなたの恋人が結婚して少し経つと、暴言や暴力をふるう人であったら?
当然その結婚生活は幸せになれないという可能性が、非常に高くなりますので、結婚後に今の恋人がそのままで居続けてくれるなんて理想は、叶わないという現実を頭に入れておいた方がいいでしょう。
恋は盲目かもしれない
恋は盲目という言葉がありますが、意味は「恋におちると、理性や常識を失ってしまう」です。
高校生で結婚したいと思っているあなたは、この恋の盲目に気づかず、本当に相手の姿が見えてない状態なのかもしれません。
例えば、他人から見れば〇〇というダメな部分があるのに対して、あなたは恋をしているがゆえに、その悪い部分が見えていない現状にあるのかもしれないということです。
人は本気で恋をすれば、周りが見えないほど夢中になってしまいますが、結婚後にこれが理由で後悔してしまうという人は非常に多いです。
実際に、芸能界でもベッキーさんと川谷さんの恋愛が、この意味に当てはまる恋愛であったといえるでしょう。
家族との付き合い
結婚するのであれば、当然相手の両親や家族との付き合いも必要となってくるわけですが、嫁姑問題や介護などで結婚生活に疲れ果ててしまい、離婚を決意する夫婦は存在します。
このように、大人になると、好きという理由だけでは付き合っていけないことも出てきます。
相手の両親と仲良くしていける自信はあるのか?また宗教の違いなどで揉め事にならないか?などは、結婚前に事前に調べておく必要があります。
好きであればそんなの関係ないという人もいますが、そこを無視して後々苦労してしまうのは、誰でもないあなた自身なのです。
尊敬する部分はあるか?
あなたが今の恋人と付き合った理由、または今付き合っていて、尊敬できる部分というのはいくつ存在するでしょうか。
もしも顔がタイプで付き合ったというようですと、それは少し危険な結婚生活になるかもしれません。
結婚生活には多くのストレスと社会でのストレスがつきものですから、当然太ることもあり得るわけですが、例えば女性が出産後に激太りしてしまえば、彼女のどこが良かったんだろうと悩んでしまい、悪い部分しか見えないようになってしまう原因を作ってしまうかもしれません。
尊敬できる部分がなければ、恋愛が続きにくいと言われているように、結婚生活にも大きく影響することがあり、尊敬する部分がなければ大事にし合えることも難しくなってしまうのです。
遊べない
特に子供ができた場合、同世代はまだまだ楽しく遊んでいるのに対して、同じように遊ぶことは難しくなります。
男性の場合、やはり子供ができると子育てに大変な嫁を助けなければなりませんし、遊べたとしても夜遅くまで遊べるとは限りません。
女性の場合、当然子育てで精いっぱいの日々を送るでしょうし、遊べたとしても子供を連れていくことも多くなるので、周りからは嫌がられたりすることもあるでしょう。
高校生の段階で結婚して子供を産むのであれば、今までのようには遊べないということは当然のこと、自由な時間すらかなり減るということを頭に入れておきましょう。
高校生活はもう手に入らない
高校生で結婚を決意して幸せな家庭を築いた人であっても、やはり大人になると学校生活を自ら手放したことに、後悔する人もいます。
今は当たり前のようにある高校生活というのは、社会人になるともう一生経験することもできませんし、何よりそう簡単に思い出や仲間作りができる場所は、社会人では経験することは難しくなります。
また高校を退学するということは学歴を自ら捨てるということにも繋がり、学歴というのは簡単に手に入るものではありません。
いざ社会に出て、しっかりと勉強してれば…と後悔する人は驚くほど多いですから、あなたも同じような後悔をしないのか?自分自身に問いかけてみるといいでしょう。
焦る年齢ではない
いかがだったでしょうか。
高校生で結婚したいと思ったあなたも、結婚を考えたあなたにも言えることは、まだ結婚に焦る年齢ではないということです。
今結婚をしなくとも、例えば高校を卒業してから結婚するなどの方法を選べば、就職先もしっかりと決まり、ある程度資金的にも余裕をもって結婚できるという考え方もできるわけです。
ですから、高校生である今は結婚に焦る必要は無く、今自分がすべきことにしっかりと集中し、将来的に結婚を考えることがベストなのではないでしょうか。
当然結婚するなというわけではありませんが、卒業後に結婚をする方がメリットが多いということは、言うまでもないのです。
また、「高校生で妊娠する確率と退学後の現実7選」もセットで読んでみましょう。
高校生で妊娠する確率と現実を知れば、結婚に対する価値観も変わるかもしれません。
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