プロサーファーの年収と収入の実態


「サーファー=海の人」と安易に想像しがちですが、プロサーファーとは一体どの様な職種なのでしょうか?

そもそもプロサーファーとは、サーフィンを職業としているプロの集団で、プロテストを合格してプロ資格を取得したサーファーです。

日本ではプロの資格を持たないままエントリーフィーを払って賞金のある大会に出てしまうと、一種のギャンブルとみなされて違法行為になります。

そこで、JPSA(日本プロサーフィン連盟)が、一定の者にプロ資格を与えているのです。

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プロサーファーの年収はいくらでしょうか?

JPSA主催の大会は年に5~6回程度、そしてその賞金総額は1回当たり平均300万円程度です。

仮に、大会参加者の上位10名しか賞金を得られないとしても、単純計算で、300万円×5回=1,500万円(総額)の賞金を10人で分け合うのですから、1人当たり賞金額は150万円ということになります。

これは、一般サラリーマンの年収から比べてもかなり低い位置にあることがわかります。

実際に私の知り合いのプロサーファーは、自営業とプロサーファーの2つの職をこなしています。

自営業等の自分で仕事を決めれる人にはうってつけの職業かもしれませんが、長時間の拘束が義務付けられている会社では、両立することは難しくなっています。

ちなみに、2012年度の総合賞金ランキング第1位の獲得賞金は、2,834,000円でした。

10位が956,000円ですから、10位という比較的にランキングが上の人であっても、年収100万に届かないという結果が出ています。

ただし次のページで詳しくご説明している、上位選手にはスポンサー契約というものが結ばれることがあります。

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スポンサー契約

大会賞金の他に、どのプロスポーツ選手にもあり得るスポンサー契約による収入というものがあります。

いわゆる広告塔の様なものです。

用具の宣伝や、雑誌の表紙などを飾っていればある程度の収入が見込まれます。

しかし、プロ野球やプロサッカーの様なメジャースポーツとは違い、スポンサー契約料も格段に低いのがプロサーファーです。

メジャースポーツでは契約金1億円というケースが稀ではありませんが、プロサーファーは多くても2~3千万程度というのが現状です。

我々が想像している以上に、厳しい現実だと言えます。

とはいえ、お金だけを目当てにプロサーファーになっている選手はそれほど多くなく、毎日を自由に暮らし、波に乗れればいいと考えている選手が大半です。

スポンサー陣もそれを承知の上で、契約者に対して用具等の無料提供は行ってくれているようです。

 

貸し具屋さん

少数ですが、貸し具屋さん等のサーフィン関係の仕事につく人もいます。

プロサーファーが選ぶレンタル屋さんというブランドがあるので、上手くやればこれで一生食べていくことも可能でしょう。

しかし初期投資がかかる上に、ネットなどの詳しい知識も必要ですので、かなりの時間と労力が必要となるでしょう。

 

サーフィンスクール

また貸し具屋さんと両立してこなしていることが多いのは、サーフィンスクールです。

主に観光客の初心者の方々をターゲットとしており、プロサーファーという資格があれば、ある程度の人が集まることは期待できます。

しかし多くの人が同じことを考える可能性も大いにあり、経営者としての腕が試されます。

 

バイト等で食いつないでいるのが実情です。

プロサーファーという職業は、それだけでは食っていけないというのが現実です。

また、大会で賞金を手にしたり、スポンサー契約を結んだりして貰える選手はごくわずかです。

それでも、サーファーとして波に恋い焦がれる選手は数多くいます。

彼らの多くは、日頃の生活費を日雇いバイト等で稼いでいます。

安定とはかけ離れた職種と言えますが、自分の一生涯を賭けて波と過ごす覚悟があるならば、年収の大小に囚われない世界が目の前に広がることになるでしょう。

人生を楽しむには良いチャンスかもしれませんね。

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