妄想することが趣味となったや、精神的な関係などが原因で、妄想癖に陥ってしまう人は多く、特に若い人ほど妄想癖を持っていると言われています。
これにはしっかりとした原因が存在しており、これについては後々述べていくとしましょう。
今回の記事では、そんな妄想癖の原因と治し方について10選にまとめてみました。
この1ページを読むことにより、すべきことが明確になりますので、気持ち的にも楽になる人は多いはずです。
目次
妄想癖の原因は?
妄想癖を治すには、原因を突き止める必要があります。
そんな原因ですが、妄想癖がある人の多くが狭い世界で生きており、外の世界とあまり係わり合いがない状態になっているほど、妄想癖がつくと言われています。
1つ例を挙げるとすれば、引きこもり気味で、ネットの世界で日々のストレスを解消している人が分かりやすい例であります。
このような世界で生きていれば、思い込みが強くなり、一人また一人とその人から離れてゆくのです。
原因は狭い世界で満足していること、他人と関わるのが苦手であることが、原因の1つであります。
現実逃避
健常者の場合は、仕事ができないや恋愛が上手くいかないなどの、現実から逃げ出すために妄想癖に陥ってしまうこともあります。
特に若い人ほど、初恋の相手に対して上手くアプローチができないので、夜な夜な妄想を抱いてしまったり、あり得もしないシーンを妄想してしまったりするわけです。
このように、現実から逃げ出したいと強く願っている人が妄想を抱いてしまうことは、それほど異常なことでは無く、比較的多くの健常者が経験をする妄想ですから、現実逃避が原因だということをしっかりと頭に入れておけば、治す方法はそれほど難しくはありません。
洗脳
世界に目を向けてみれば、宗教が原因で妄想癖になってしまっている人も多く存在し、この状態に陥っている人は非常に危険な状態にある人が多いです。
このタイプの人は、自分のことを神と思い込んでいたり、何者かを神とたたえてそのものの為なら、どんなことでもしかねないようなタイプであり、このような妄想癖がある人のことを、宗教妄想と言います。
次のタイトルでお伝えしていますが、誇大妄想の重症型といっていいでしょう。
精神病
妄想癖がある人の中でも、酷すぎる症状がある人は、「パラノイア」である可能性が考えられます。
この「パラノイア」は、「妄想症」「妄想性障害」とも言われ、症状は「被害妄想」、「被愛妄想」、「誇大妄想」、「攻撃的になる」といった4つの症状に大きく分けられます。
細かく説明すれば、「被愛妄想」は相手があなたを愛していないにもかかわらず、自分では愛されていると勘違いをすること。
「誇大妄想」は、自分を過大評価しすぎる人のことを言います。
そして最後に、「攻撃的になる」については、弱い相手に対しては非常に攻撃的になったり、自分が優位な立場(ネットなど)では、誹謗中傷的な態度をとるといった特徴がみられます。
このような症状に少しでも見覚えがある場合は、直ちに精神科等のお医者さんに相談しましょう。
症状が酷くなればなるほど、周りが離れていったり、一人ぼっちの環境を自ら作り出してしまう原因を作り出してしまうことに繋がりかねません。
また、うつ病が原因で妄想癖になってしまう人も存在します。
現実世界で何か結果を出すこと
さて、ここからは治し方についてお伝えしていきましょう。
妄想の中で生きていると、とても気持ちの良いものです。
自分に都合の良いことしか起きませんから、とても安心出来ます。
しかし、そんな妄想癖をずっと持ち続けていくと、人間と現実に関わることが難しくなり、苦手になっていきます。
妄想壁を治すには、現実世界である程度の結果を出せるようになれば良いでしょう。
時間がかかっても何事かに取り組み、それが成功したことによって現実世界も面白いものだと思えるようになります。
さらに現実の世界で結果を出せば、忙しくなり妄想する時間が減っていきますので、妄想癖が自然と治されていくことが多いというわけです。
自分で症状を認めること
妄想癖を治す為には、自分自身を妄想癖がある人間だという認識を持つことも必要です。
【自分は妄想することが多いけど、別に異常でもないし、他の人も同じような妄想をたくさんしているはず…】といった、自分自身の現状を認めることができなければ、症状と真正面から向き合うことはできません。
本気で治したいのであれば、自分自身を過大評価するのではなく、しっかりとありのままの自分を受け入れてあげる勇気も必要となります。
自分を具体的に置き換えること
また、妄想している自分を具体的に現実に捕らえてみると良いでしょう。
簡単に言い換えると、彼氏とうまくいっていない彼女の場合、うまくいっているように行動すると良いということです。
大切なことは少しずつ克服していくことです。
彼氏でもない男性と話している間でも、彼氏と一緒にいると仮定して、常に笑顔であったり、積極的にアプローチしてみましょう。
実際に妄想を行動に移してみることにより、自分自身に自信がついたり、イメージ通りに行動ができたことに満足し、妄想より行動派になる人は多いのです。
暇を作らない
精神病でない人の場合は、暇を持て余す人ほど妄想癖に陥る人が多く、これはただ単に妄想する為の暇な時間が多いことが原因であります。
その証拠に、結婚後に妄想癖が治ったという人は多く、子育て等の忙しさでそんなことをしていられなくなる人が多くなるからです。
ですから、暇があればとにかく外に出てみたり、没頭できる趣味を作ってみたり、スポーツをしてみるでもいいでしょう。
暇さえなければ妄想する時間が無くなる、というシンプルな考えを持ってみることで、案外簡単に妄想癖が治ることもあります。
なるべく人と会うこと
妄想が繰り返して癖になっている人は、外出がキツイと感じており、人と交わることが苦手になってきています。
ですから、なるべくたくさんの人と会うような場所に行ってみましょう。
友達の友達、そのまた友達といった風に色々な人と話していくうちに、自分の世界も広がっていきます。
自分の中に新しい情報が友人から入ってきますから、驚きや新鮮味があります。
考え方も人それぞれ違うことが分かるでしょう。
また、行動を起こすことも必要です。
友達が何かしら困っていたら、それに手を貸す、というだけでもいいのです。
妄想は目標になります。
友達を助けるといっても自分には何も出来ない…なんて思わず、とりあえず話を聞いてみることから始めましょう。
それだけでも、自分は出来るんだという自信を現実世界で持つようになっていき、妄想癖は自然と治まっていくことも多いです。
病院へ通う
精神疾患などの精神病である場合は、当たり前ですがお医者さんの力が必要となります。
まだ発覚していないだけで、精神病かもしれないという不安がある人は、一度お医者さんに診てもらうことをおすすめします。
人が変わった場合は注意が必要
いかがだったでしょうか。
あなたがもし、周りから変わったと言われ、人が離れていっている現状が存在するのであれば、今すぐお医者さんや家族等に相談するべきです。
将来深刻な精神病などで悩まされる人の特徴でもありますので、今すぐ治療が必要といえるでしょう。
妄想というのはお金もかかりませんし、時間があれば誰でもでき、楽しい世界なので病み付きになってしまいますが、それが被害妄想等にも繋がってきている場合は、自分が今どうなっているのかを、しっかりと客観的に見てみる必要がありそうです。
関連記事
この記事へのコメントはありません。