生活

就職氷河期世代とバブル時代のヤバすぎる違い5選

日本が華々しく活気づいていたバブル時代から、もう30年以上が経ちます。

あの時代のツケを払わされているかのように、先の見えない不景気な日々。

大卒でも就職が難しいといわれた就職氷河期と、今の若者達が知らないバブル時代との違いってどんな感じなの?と、一度でも想像を膨らませた経験がある人も多くいるでしょう。

今回の記事では、具体的に何がどんなふうに違っていたのかを、改めて振り返ってみます。

バブル期のツケを払う形となった、その後の就職氷河期であり、ほんの数年の差で、就活が天国と地獄に分かれてしまった1990年代。

その時代の背景と具体例を挙げていきます。

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「有効求人倍率からも分かります」

バブル景気とは1985年のプラザ合意と円高を背景に、1986年~1991年までの株式や不動産を中心にした資産の高騰、経済拡大の期間を指します。

また就職氷河期とは、バブル崩壊後の1993年~2005年までの最も就職が困難だった時期を指します。

主に1970年代生まれの人が、氷河期世代といわれています。

経済の指標のひとつとなる有効求人倍率ですが、求人倍率とは、求職者1人当たりに何件の求人があるかを示すものです。

その求人倍率が高ければ、企業がより多くの労働者を求めているということなので、経済に活気がある、景気が上向きになる要素があることを示しています。

そんな1970年代~1987年までは0,6~0,7倍で推移していますが、1988年(バブル時代)からは次の通り。

 

1988年   1,01倍

1989年   1,25倍

1990年   1,40倍

1991年   1,40倍

1992年   1,08倍

この5年間は1倍を上回る状態が続きました。

これは求職者1人に対し、1件以上の求人があるということです。

見ても分かる通りであり、就職氷河期とは正反対で、とにかく求人が多かったということが分かります。

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「坂を転げ落ちるように」

しかしこの後、1993年から1997年にかけては再び0,6~0,7倍になり、1998年には0,53倍。

そして1999年に0,48倍と、とうとう0,5倍を切るまでに落ち込んでしまいました。

フリーターや派遣労働者といった非正規雇用の人が増えた時期でもあります。

そしてついに、1990年に地価や株価が暴落し、バブル崩壊。

バブル時代に行なった過剰な雇用のせいで、人件費が経営を圧迫します。

次々に新規採用を見合わせる企業が出てきて、国立大学を出ていても就職出来ず、求人率も悪化してしまうのです。

1997年頃にかけ緩やかに一旦回復傾向にあったものの、消費税の引き上げや大手金融機関の破綻などで、再び急速に景気が悪化。

そして後に有名となる、就職氷河期といわれる時代に突入していくのです。

まさに坂道を転げ落ちていくような有様だった、といっていいでしょう。

 

「バブル世代は、こんなだった」

バブル時代の就活は、今振り返ると信じられないようなものでした。

まず、大学に企業側の担当者がやって来て、学生相手に「どうか我が社に入って下さい」とお願いするようなケースもあったのです。

希望さえすれば、内定がラクに取れる時代でした。

他にもバブルの凄さはまだあります。

入社式は一流ホテルでの立食パーティー形式で、全員におみやげを用意。

新入社員を歓迎する為の海外旅行もあったほど。

そんなバブル時代と氷河期時代に、それぞれ若者だった人の特徴とはこんな感じです。

 

バブル世代…

人当たりが良く、コミュニケーション能力が高い

世渡り上手

見栄っ張り

周りが自分をどう評価しているかが気になる

海外志向が強い

ブランドへの執着心が強い

 

氷河期世代…

あまり自己主張をしない

常にクールな考え方を持つ

将来が不安

結婚や出産に消極的

アルコールは嗜む程度

預貯金に励む

全ての人が当てはまる訳ではありませんが、頷ける人も多いのではないでしょうか。

時代の流れは、そこに生きる人の人間性にまで影響を及ぼしていくものだということが分かります。

 

バブル時代と就職氷河期の年収の違い

バブル時代は三流企業だと周りから言われていた企業であっても、初任給が30万円の超える求人がたくさんありました。

先ほどもお伝えしましたが、バブル世代は企業からの求人が溢れかえっていましたので、働き手を確保することが大事であり、また企業もそれだけ潤っていたということになります。

一方で、就職氷河期になると初任給は一転し、初任給は20万円を下回る企業がたくさん出てきて、さらに初任給から給料が全く上がらないという企業もたくさん見られました。

ブラック企業がたくさん出てきたのも、この就職氷河期世代に多く、とにかく家庭が火の車状態であることが多かったため、独身率もグンとこの世代で上がってしまうのです。

 

「それぞれに、違った苦しみを味わいました」

それだけ景気が良かった時代を経験した人は、バブル崩壊後、みるみるうちに低迷していく社会の現実を目の当たりにし、バブル時代が懐かしくもあり、一瞬の栄華の後に来る虚しさも知りました。

サクッと入社は出来たけど、その後の不景気に影響されて会社が倒産、もしくはリストラなどに遭った人もたくさんいます。

バブル世代も氷河期世代も、それぞれに違った苦しみを味わいました。

これからは両方の世代が力を合わせて、より良い社会を構築していくことを目指さなければなりません。

それが私達大人の責任でもあります。

次の世代に負の遺産ばかりを残さないようにしたいものです。

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