父親のことをうざいとか、死ねなどと瞬間的に思ってしまうことは、多くの人が経験することであり、あなたが抱く感情というのは決しておかしな感情ではありません。
父親がうざいと感じることに罪悪感を感じてしまうこともあるでしょうが、全ての責任をあなたが背負う必要はありません。
また父親との関係をどうすべきか悩み、早く自立したいと感じている子供が多いことも事実です。
今回の記事では、そんな父親がうざい理由~そう感じる瞬間10選をお伝えしていき、最後に子供の悲痛な声をお届けしていきます。
目次
自己中心的
自己中心的な父親に怒りを覚えている子供の多くは、自己中心的な意見や行動に対して怒りを覚え、さらには自分を正当化してしまう父親に対して意見できずに、自分の意見を押し殺して悔しい思いを抱き、涙を見せることもあります。
実家で住む限りは、力関係は父親の方が上であることは当たり前なので、自分の都合の悪いことに対しては目をつむって、子供の気に食わないことには怒りをあらわにする父親に、うざいという感情が芽生えてしまうことがあります。
また自己中心的な父親というのは、自分がこの世の中で一番偉いと言わんばかりの態度をとることも多いので、そういった態度を見た瞬間にうざいと感じてしまうこともあります。
他人を見下している
他人を見下してバカにしたような発言をしたり、他人を認めることができない人というのは、自分に大きな劣等感を感じており、自分の存在がもっと認められて欲しいという欲求が満たされていないのです。
ですから他人を見下している父親を上手に扱うには、父親の素晴らしい部分を褒めたり、否定するようなことはしてはいけません。
もしも否定してしまうようなことがあれば、父親は必死になって自分の言い分を子供に聞かせることでしょう。
このようなケースでうざいと感じたのであれば、自分が大人になった気持ちで、父親を褒めてあげるといいでしょう。
愛情が無い
あなたの父親は一人であることには間違いありませんが、だからといって父親が必ずしも子供に愛情を持っているのかといえば、そうではありません。
大人というのは身勝手なもので、そもそも子供が好きでないにも関わらず子供を産んで後悔したり、可愛くない等の理由で子供を愛せないという親も、現実には存在するのです。
愛情が無い父親の言動というのは、心がこもっていないほか、まるで他人であるかのような言動をすることもあるので、そんな愛情のない父親の姿を見て、自分は愛されていないのに、父親に都合のいい時だけ利用されることに腹が立つといった感情を覚えることは多いです。
暴力や暴言
アダルトチルドレンと呼ばれる子供は、父親の暴力や暴言、アルコール依存症などに苦しみ、中には大人になって父親と絶縁してしまう人もいます。
このようなアダルトチルドレンと呼ばれる子供は、大人になると他人との違いに様々な悩みを抱え、うつ病になってしまう人が非常に多いです。
これが原因で父親がうざいと思う人の場合、心の底から父親を憎んでいたり、または父親が機嫌が悪いのは自分にせいだと、夫婦関係の全てを自分のせいにしてしまう傾向が強く見られます。
また自立を考える子供も多いですが、母親のことを考えるとどうしても自立できないという子供も多いのが現状です。
母親を困らせる
子供に対しては非常に優しい父親でありますが、母親に対しては酷く扱いが雑で、母親を困らせてばかりいる父親にうざい感情を覚えてしまうこともあります。
代表例を1つ挙げると、父親が無職で母親だけを働かせているパターンです。
こういった場合、父親は無職で暇なのでお金を自由に使っていたりもしますが、母親が必死で働いたお金をギャンブルなどに使う父親を、心の底から許せないという感情を覚えることが多いです。
母親を助けたいという優しい思いは、あなたが大人になっても忘れてはいけない大事な感情ですので、まずは今してあげれることを母親にしてあげましょう。
子供の話は聞かない
父親に自分の意見や感情を分かって欲しい、または自分という人間を分かって欲しいと思い父親に話をするのに対して、父親は話を聞こうともしないし、あなたの意見を全否定する。
もちろん子供はこのような態度に悲しさと怒りを覚えますし、認めてくれない、褒めてくれない父親に心を閉じてしまう原因ともなります。
誰でも自分の話しは聞いてほしいし、自分の存在は認められたいものです。
そんな誰もが持つ欲求を受け止めてくれない父親に、うざいと感じてしまうことは当然のことなのです。
部屋に勝手に入ってくる
思春期ともなれば部屋に入ってこられることは絶対に嫌であり、ましてやノック無しで部屋を開けるなど言語道断です。
さらに束縛が酷い父親の場合、娘の部屋を勝手にあさったり、電話の内容を盗み聞きしているなど、子供が嫌がることを平気でしたりもします。
部屋に勝手に入ってくる父親にうざいという感情を覚えた場合は、感情的に怒るのではなく、なぜ嫌なのか理由を述べて、今後は勝手に入ってこないという約束を取り付けるといいでしょう。
無神経
無神経な父親とは、例えば食事中にくちゃくちゃと食べる、おならをかけてくる、肘をついて食事をするなど、マナーを守れなかったり、他人の気持ちを考えない父親のことを言います。
さらに自分は肘をついてご飯を食べているのに、子供には注意するようなケースは、子供が最上級にうざさを感じる瞬間でもあります。
またおならなどの場合は、子供とのスキンシップの一環と思い込みしている可能性も考えられますので、本当に嫌であればもうやめてほしいということを、父親にしっかりと伝えなければなりません。
そういったお互いの思い込みの違いで、親子仲が悪くなってしまっては、あなたも父親も悲しい思いをするだけです。
価値観や常識の押し付け
社会の常識であったり、自分の考え方を押し付けてくる、またはマイルールを押し付けてくる父親に対して、うざいと思ってしまうことは当然あり得ます。
こういった父親の話はたいてい、自分の価値観や常識を教えるのではなく、押し付けてしまうような形で話を進めてしまっているので、子供にとっては話が非常につまらなく感じてしまうのです。
特に思春期ともなれば、束縛されたくない年齢でもありますから、つまらないと感じる話を長々と聞かされているのは苦痛ですし、精神的にも疲れてしまうのです。
父親の気持ちとしては、しつけや子供と話したい、正義のヒーローといった気分なんでしょうが、子供がその気持ちを汲み取ることは難しいと言えます。
干渉が激しい
こちらは特に女の子に多い悩みですが、彼氏ができて彼氏を悪い風に言われてり、妊娠についてしつこく言われたり、お泊りを頑固反対されたりなど、干渉が激しい父親に対して、うざいという感情を覚えたことがある女性は多いはずです。
子を思う親の気持ちは分からないことは無いですが、やはり子供にも自由という権利がありますので、あまりにもひどい場合は母親に助けを求めるなり、他人の力を借りてみることが理想的であると言えます。
リアルな声をお届けする
17歳女の子さん
私の父は自己中心的で私に関することは、全て父が決めようとします。
もちろん私が意見をしても拒否されますし、高校の進学だって私の行きたい学校を拒否されて、結局は父の進める学校に決まってしまいました。
さらにお酒を飲むと愚痴っぽく嫌味を言ってきますし、機嫌が悪ければ八つ当たり、さらにはテレビは俺が買ったものだから俺のものだ!とまで言い張ります。
家族に対して他人のような発言をしますし、早く家を出ていけとも言われますので、高校を卒業すればその通りに出ていって、心配なんて言われても関係なく自立してやろうと思っています。
16歳KJさん
恩義せがましく金遣いが荒い、そして母親を傷つける父親を憎むこともありました。
父親とは顔を合わせたかと思えば、説教じみたことを言ってきて、自分の気持ちを理解しようとか、分かろうともしてくれません。
周りの友達は、なんとなく父親がうざいと思うという人もいますが、自分の場合はどんな部分が嫌いかということがハッキリしています。
もちろん家族のために働いて、何不自由ない生活を与えてくれようとしているのは分かっていますが、他人を傷つけるような発言を平気でする父親にイラッとしてしまうことは多いです。
世界には親がいない人もいます
いかがだったでしょうか。
アダルトチルドレンとして育ってきた子供は例外ですが、父親の普段の何気ない言動や癖などに腹を立てて、うざいと感じてしまうのであれば、一度父親に感謝できる部分を探してみるといいでしょう。
悪い部分ばかりを見るのではなく、感謝できるいい部分を考えてみれば、また違った感情が出てくるかもしれません。
世界には親がいない子供も存在するわけですから、今自分が与えられている環境がどのような環境であるのか、振り返ってみると”ありがとう”という言葉が自然と湧いてくるかもしれません。
完璧な人間など存在しないので、自分の欲望のままに生きるような考えではなく、たまにでいいので父親の気持ちも考えて、褒めてあげたりすると、きっと父親も喜ぶと思いますよ。
また、「嫌われているサインや態度10選」もセットで読んでみましょう。
父親、または他人に嫌われているかもしれないと感じる人は、この1ページを読んでみて、無意識のサインを確認してみませんか?
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