産後

産後に濡れない原因と対策8選

産後の1ヶ月検診を終え、医師から夫婦生活を再開してもいいと言われたので早速と思ったら、女性側が受け入れられる体制ではないということが良くあります。

それはつまり濡れないということなのですが、実は産後に濡れないという悩みを抱える女性は多く、我慢してまで旦那との夜の営みを許可する人までいるほどです。

では、なぜ産後の女性は濡れないことがあるのでしょうか?

その原因と対策を見てみましょう。

産後濡れない原因①

産後になぜ濡れなくなるのかというと、女性にとっての優先順位が赤ちゃんになるからです。

出産するまでは夫との関係を良好に保つこと、さらに夫への愛情が優先されていたのですが、日々大きくなるお腹と、定期的にエコーを通してみるわが子、お腹の中で動くわが子への愛情が深まり、出産と同時に一気にその愛しさが増します。

そのため、夜の夫婦生活となっても体が順応しないことが多くなってしまいます。

 

産後に濡れない原因②

次に考えられる原因としては、「プロラクチン」という母乳に関係するホルモンと、「エストロゲンやプロゲステロンの低下」が考えられます。

エストロゲンとプロゲステロンの低下が起こることにより、女性は濡れにくい体質に変化することがあります。

また、この2つの低下により妊娠しにくい体質になり、女性はいわば育児モードの体となっていくわけです。

ですから産後に濡れないからといって、悩む必要や、焦るといった心配をすることは無いのです。

 

産後に濡れない原因③

3つ目の原因としては、子育てに疲れきってしまっていて、体がそれどころではないという拒否反応を示している場合です。

人は誰しも、自己防衛心理が働くものであり、営みよりも体を休めることを優先しなければいけない場合は、体が拒否反応を起こす可能性も考えられます。

体も精神も疲れきってしまっていては、そのような気分になれないというのは、当たり前のことなのです。

特に初めての子育てに夢中になっている人にとっては、初めての連続で精神的にかなり疲労している可能性が考えられますので、自分の時間をたくさんとれるようになれば、自然と濡れる体質に変わっていくことも多々あるのです。

ご主人から誘ってもらう

では、どうすれば産後の夫婦生活を順調に送ることができるのかといえば、いろいろな方の体験談を見てみると、多かったのはご主人から誘ってもらうという方法です。

産後といっても多くの家庭では、赤ちゃんの世話だけではなく家のこともしなければなりませんから、前もってご主人からお誘いがあると、その気持ちに持っていくためのムードや気持ちを作ろうという気分になれます。

ですから事前に旦那と決めておき、気分を高めるといった方法をとってみるといいでしょう。

また、もし体が疲れている、気分ではないというときは断ってもかまいません。

 

スキンシップに重点を置く

スキンシップ1

ベッドインでのスキンシップに重点を置いてみましょう。

結婚前や妊娠前というのは、ベッドインでイチャイチャしていると自然に気持ちが高まっていき…といった経験をしたことがあるように、ベッドイン時のスキンシップに重点を置くことにより、自然と気持ちが高ぶることがあります。

最も、子育てに疲れきっている場合は、そこに力を使えない人もいるでしょうから、そのような場合は焦らずに、自分の体が元気な日のみ実行してみるといいでしょう。

 

漫画や映像で気分を盛り上げる

特に性欲がないというわけでもないのに、その場になると体が順応しないなら、気分を高めるために漫画や映像をあらかじめ見ておくという方法があります。

感情移入できればその分体と心が反応しやすくなりますので、試してみるのも良いでしょう。

それから照明をいつもより暗くしてみる、アロマを炊いて部屋の香りを変えてみる、いつもと違う下着を着けてみるのも一つの方法です。

特に下着は授乳ブラジャーにしていることが多いですから、授乳ブラジャーの中でも雰囲気を出すようなデザインの物を一つ持っておくと良いでしょう。

 

マンネリ解消

濡れない

マンネリが原因で、体が興奮しないということも大いにあり得ます。

もしもあなたの憧れの俳優等に抱かれるとすれば、無理にでも濡らそうと努力しませんか?

それと同じく、マンネリしてしまっていては、それほど必死に濡らそうと気持ちを高ぶらせようとも思わなくなってしまうものです。

全く感じなかったするのは、関係や営みのマンネリ化が無関係とは言いきれないのです。

 

病院で見てもらう

実は産後濡れないということは、一時的な更年期障害の可能性がありますので、婦人科で診てもらうことも視野に入れるといいでしょう。

婦人科ではホルモンバランスを整え、膣本来の働きを取り戻す方法を提示したり、緩んだ膣を元に戻す治療を施したりします。

専門家の知識と治療を受けることで、気が楽になり濡れるようになってきた、という報告をされる方もいるくらいですから、待ち時間が少し辛いかもしれませんが、勇気を出してお医者さんに診てもらうというのも1つの手でしょう。

 

旦那の協力が必要です

いかがだったでしょうか。

濡れないからといってローションを使うなどして、無理に夜の営みを再開する夫婦が多いですが、これがトラウマとなり、セックスレスに陥ってしまう夫婦というのは実は多いです。

ですから、産後に濡れないというお悩みを抱えているあなたは、一人で頑張るのではなく、旦那の協力が不可欠だということを頭に入れておいてください。

一人で悩んでいても、旦那にはあなたの気持ちが分からないかもしれません。

ですからきちんと濡れないや、痛いといった状況を旦那に伝え、そして夫婦でしっかりと夜の営みを再開できるように工夫していきましょう。

また、「産後に妊娠しやすい理由4つ」もセットで読んでみましょう。

実は産後にすぐ妊娠してしまう人もいるほど、妊娠しやすい時期というのが存在します。

計画的に子育てをしていくためにも、この知識を知っておきませんか?

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