産後1ヶ月で体重が減らない場合、どうしたら良いのでしょうか?
もし産後1ヶ月も経って体重が全く減らない場合、増えた体重がそのまま定着…なんてことになったら悲しいですよね。
一方で、産後1ヶ月で体重が戻る人もいますが、体型が以前のように戻らないという悩みを抱える人も多いようです。
産後1ヶ月で体重が元に戻った人とそのまま定着してしまった人。
その分かれ道はどこにあるのでしょうか?
目次
産後1ヶ月で体重戻しに納得する人の割合は?
当サイトでは出産を経験した母親100人に対して、アンケート調査をおこなってみました。
アンケート内容は「産後1ヶ月の体重戻しに納得しましたか?」という内容です。
調査の結果、以下のようなデータが出ました。
・納得した(38人)
・納得できない(62人)
このように、およそ6割弱の母親が納得できないと回答したのです。
まずあなたが知っておかなければならない事は、産後の体重に関する知識をしっかりと持たないと、体重戻しには失敗してしまうということです。
納得したと答えた母親に理由をうかがったところ、「たくさん勉強して体重戻しに成功したので、やりがいがあった」という風に答える人が多く見られました。
どうやら産後の体重戻しに成功するか、それとも失敗するかの差は知識にありそうです。
あなたがこれからの体重戻しに納得した人になる為にも、次からは体重を大きく左右する知識について細かく見ていくことにしましょう。
母乳をあげない、基礎代謝の低下
母乳をあげているママとあげていないママとでは、歴然としたカロリー消費量の差があります。
授乳するだけで500キロカロリーは消費していると言われていますから、持病で薬などを飲みながら育児しているママはミルクになります。
そのため体重が減らないことが多いようです。
さらに基礎代謝が低下しており、妊娠中に体を動かす機会があまりなかったママは寝たままの生活だとそのまま太ってしまう可能性があります。
筋肉も使わなければただの肉になってしまいますから、産後も代謝が悪く、食べて寝ての繰り返し生活なら体重が増えても当然と言えるでしょう。
腹筋が緩む、骨盤の歪み
また妊娠期間は腹筋が緩む傾向にあります。
何故腹筋が人間の体にあるかご存知ですか?
それは外部から内臓を守るためにあるんですね。
また上半身を支える働きも持っています。
しかし妊娠中は赤ちゃんが成長していくにつれ腹筋が延ばされてしまい、産後ケアをしなければ腹筋が緩んだままになってしまいます。
その結果、お腹周りに肉がついてしまうというわけです。
さらに骨盤の歪みも体重増加に繋がります。
産後1ヶ月はあまり激しい運動もしないでしょうが、骨盤だけはしっかり元に戻しておいたほうがよいですね。
骨盤ベルトなどが販売されていますから、しっかりそれで骨盤をケアしましょう。
骨盤が歪むと肉がつきやすくなり、下半身太りの決定打となります。
骨盤が開いた状態の出産後から、すぐに骨盤の引き締めに入りましょう。
産後1ヶ月で体重の増減が決まる|運動をしよう
産後1ヶ月で体重はストンと落ちる人は落ちるようです。
母乳を与えている人は特に、1ヶ月で体重が元に戻ると言われています。
しかし体型となれば話は別で、体型が崩れてしまう人も多いようです。
体重は減っても体型が戻らないという人は、運動を取り入れましょう。
簡単なストレッチなどで体型を取り戻しましょう。
産後ダイエットの場合、骨盤をまず締めて、骨盤体操などを行うと産後の復活にも役立ちます。
産後は免疫力が強くなる罠
産後は免疫力が強くなるという勘違いをしている母親が多く、実は産後はとても風邪を引きやすくなります。
睡眠不足や栄養不足などが原因で、免疫力は弱まります。
水疱瘡、おたふく、麻疹などの免疫力に対しては免疫力は高いですが、風邪などのウイルスには非常に免疫力が低下しています。
ですから運動のためにウォーキングなど、無理にしていれば体調を壊してしまいます。
人によりますが、産後に風邪ばかり引いてしまう人もいるほどで、特にノロウィルスにかかると育児どころではなくなってしまうので要注意が必要です。
産後1ヶ月は本当は痩せる時期
産後1ヶ月と言えば、本来なら何もしなくても(母乳育児なら)痩せる時期だと言えます。
それでも体重が減らないという場合、何か他の原因があるに違いありません。
それが間食なのか、食事の量なのかは分かりませんが、何らかの原因があるはずです。
特に大きいのは間食が原因であると言われています。
また基礎代謝の低下も原因の大きな1つですから、産後1ヶ月は激しい運動はできなくてもストレッチくらいはできますから、体系と体重を取り戻すために頑張って続けることが大切です。
ママさんの失敗談を参考に失敗を防ぐ
33歳中堅ママさん
私は産後1ヶ月で体重が落ちなくて、焦ってダイエットをしてしまいました。主に体を動かす事をメインとして取り組みましたが、それが原因で体調を崩してしまいました。免疫力が低下しているせいで、風邪をこじらせて育児にも大きな被害が。勘違いしている人も多いかと思いますが、産後は睡眠不足などにより風邪などの免疫力は低下しています。体重を気にするのであれば、まずは自分の体調管理をきちんとできる体になってからがいいのではないかと思います。
20歳の若ママさん
産後1ヶ月で体重戻しに失敗してしまいました。原因は体重ばかりを気にしていたことにありました。先に骨盤調整をしなければ体型は戻らないらしく、体重を落としても体型は不細工のまま。皆さんも気を付けてください。順番は骨盤調整が先でないと、細い不細工体型を維持することになります。
29歳二児の母親さん
私は一人目の出産では1ヶ月後にはかなり体重は落ちていて、自分でも驚くほど痩せていました。しかし二人目の出産時には体重が全然落ちずに悩んでいました。原因は規則正しい生活をしていない事でした。カロリーなども気にせずに食事をとり、健康とは少し離れていました。体重を維持したい、またはもう少し落としたいのであれば、生活面を見直してみるのがいいかと思います。私の場合は健康ジュースでも十分に痩せました。
まとめ
産後1ヶ月の体重にて、知っておくべき7つをご紹介してきましたがどうだったでしょうか?
当たり前に思えるようなこともご紹介していますが、当たり前のことを毎日コツコツと行動に移すことは意外と難しいことです。
継続は力なりという言葉がありますが、産後の体重に関しても全く同じなのです。
継続出来る人が産後の激太りを防げる人であり、継続できない人は激太りしてしまう可能性が高い人なのです。
また、「産後に痩せない理由の7」もセットで読んでみましょう。
もう一度言いますが、しっかりと体重を落としたいのであれば、こういった基礎知識を知っておくことは必須ですよ。
この記事へのコメントはありません。