馴れ馴れしい人にイラッとする!そんな経験を一度でもしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そもそも馴れ馴れしい人というのは、育った環境や自分に対する劣等感が原因でそういった態度をとってしまうことがよくあり、本人からすればそれほど悪気はありません。
もちろん失礼な態度をとる人もいますが、本人はそれが悪いことだという意識はないので、周りに指摘されなければ気づくことができないのです。
特に日本人は本音を口に出して言いませんから、察する能力に欠けている人は、馴れ馴れしい人になりがちです。
そんな馴れ馴れしい人の心理について、よく見られる心理の10個に厳選してみました。
目次
相手を尊重しない
馴れ馴れしい人によく見られる心理の1つに、相手を尊重していないということが挙げられます。
例えば、馴れ馴れしい人は簡単にボディタッチをしてきますが、相手にすれば気軽にボディタッチなどしないでほしいと思う人もたくさんいるはずです。
馴れ馴れしい人は、そんな相手の気持ちを尊重することができないので、自分がいいと思えばすぐにそれを行動に移して、ボディタッチをします。
相手の気持ちを察するというよりは、自分の気持ちを優先させてしまうのです。
強がっている
自分は初対面でも平気で喋れる強い人間だ。
そんな心の中に抱いている強がりの心理が、馴れ馴れしい行動や言動に繋がることもあります。
このタイプによく見られるのが、人見知りだったというトラウマを抱えている人です。
人見知りな自分の弱い部分に強いトラウマを持ち、そのトラウマを隠すために強がってしまうのです。
強いトラウマは原因を改善しなければ症状が治まることは期待できませんので、強がってばかりいては、いつまでたっても馴れ馴れしい人から卒業することはできません。
寂しがり屋
馴れ馴れしい人の心理には、根っからの寂しがり屋というケースも存在します。
お互いによそよそしい関係のままでは安心しないので、積極的に親しく話しかけて友達になろうとしているのです。
それが今日初めて会う人であっても、あるいは男性であっても女性であっても、関係なく馴れ馴れしく話しかけてきます。
かまってちゃんの心理状況と同じ心理が働き、放置されることに恐怖心を感じていることさえあります。
勘違い
例えば、男性なら初対面でグイグイと責めることこそが男らしさだ!
女性なら自分をイケイケに見せるためには、初対面から攻めないと!
そんな勘違い心理が働き、馴れ馴れしい言動や行動に出てしまうこともあります。
これは特に自分の容姿にコンプレックスを抱えている人が陥りやすく、自分に自信がない人ほど勘違い心理が働き、人目に付くような行動に出がちです。
若気の至りということもあるでしょうが、勘違い男、勘違い女は、周りから痛い人だと思われてしまうので、客観的に自分を見つめ直す必要があります。
上下関係という常識がない
馴れ馴れしい人性の心理には、上下関係の意識がないというのもあります。
上下関係の意識がある人であれば、自分より年上の人を前にしたとき、その人に対して丁重な話し方をしますが、上下関係の意識がない馴れ馴れしい人はそんなことお構いなしで、どんどん馴れ馴れしく話しかけていきます。
どうして上下関係が分からないのか、それは人それぞれに理由がありますが、例えば、上司や部下、先輩や後輩といった概念がないような国で育った過去が関係しているのかもしれません。
自分を変えようと試みている
人見知りな自分を変えようと試みている人は、とにかく相手としっかり会話することを心がけますが、気合いが入りすぎてしまえば、馴れ馴れしい人に陥ってしまうこともあります。
自分なりに頑張ろうと必死なのですが、さじ加減が分かっておらず、馴れ馴れしいの領域にまで達してしまうのです。
このタイプの場合は、どこかよそよそしかったり、自信なさげな言動も多く見られますので、比較的に見抜きやすい心理ともいえます。
自己中心的
自己中心的な人は周りの空気とか、伝統とか、慣習などを気にかけませんので、相手に対する話し方の点でも自分の好きなように行います。
それが例え仕事の先輩や上司であっても、フレンドリーでありたいと自分が思えば、そのように馴れ馴れしく話しかけていきます。
普通の人ならそれに対して失礼だと感じますが、自己中心的な人は空気が読めないので、嫌な顔をされても構わずに馴れ馴れしく話し続けます。
こういう自己中心的な人は、どんなことでも自分が思うようにしたいので、伝統や慣習による縛りを自由奔放に退けます。
馴れ馴れしく話しかけるのも、そうした自由奔放さの一環と見ることができるでしょう。
無神経
無神経な人というのは、馴れ馴れしい行動や言動をとる人の典型的なタイプともいえ、相手を尊敬しないのもこの無神経タイプに当てはまります。
このタイプは馴れ馴れしいだけではなく、厚かましい態度や、いきなり話題を変えて自分自慢を始めたりもしますから、相手にすると疲れてしまうのもこのタイプです。
自分は無神経だと認めることができないからこそ、無神経な性格を改善することができないわけですが、そもそも無神経な人は人の話を聞こうとすらしません。
自分を制御することもできなければ、相手に気を使うこともできないのです。
友達の定義の違い
友達の定義は人それぞれですが、中には一度話すだけで友達という人もいます。
こういった人は知り合いや友達が多いと勘違いしている人であり、相手は思ってもいないのに、自分だけ友達だと勘違いしていることは多々あります。
もちろん本人には悪気はありませんが、相手からすると知り合い程度なのに、仲良しの友達かのようにグイグイとくるという可能性も考えられます。
性格の違い
フレンドリーな性格と慎重な性格では、馴れ馴れしいの定義も違ってきます。
これは外国人と日本人の性格で比べると分かりやすいでしょう。
外国にはフレンドリーな国がたくさんありますが、日本人がそんな国に行けば、馴れ馴れしい人ばかりになってしまうでしょう。
こういった国民性や育った環境の違いにより、馴れ馴れしいの定義が違っている場合もあります。
馴れ馴れしさはほどほどに
いかがだったでしょうか。
世の中には、馴れ馴れしいくらいがちょうどいいという人もたくさんいるでしょう。
しかし、馴れ馴れしい人が嫌いだという人も必ずいますので、相手によって態度を変える柔軟性が必要と言えるでしょう。
相手から気さくに話しかけてくれるのであれば、多少の馴れ馴れしさも許してくれることが多いと思いますが、慎重派の人に対しては、馴れ馴れしさはしっかりと関係ができてからが、馴れ馴れしく思われないコツの1つです。
このような柔軟性を持つことにより、より好かれる人間へと変わることができるでしょう。
また、「勘違い男の10大特徴」もセットで読んでみましょう。
馴れ馴れしい人には、この勘違いタイプも多く存在します。
世の中には驚くような勘違い男も存在しますので、そんあ勘違いな行動や言動についても学んでみましょう。
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