ポーラレディとして働きたいと思っている女性が多いですが、実際に働く前にどれくらい稼げるのか、ノルマはあるのか、といったことを把握しておく必要があります。
ポーラレディとして本気で働きたいと思うのであれば、期待できる収入がどれくらいかをある程度知っておいたほうがいいでしょう。
さらにポーラレディとして働くのであれば、ノルマの存在も知っておかなければなりません。
なぜなら、実際にノルマの影響でやめてしまう方も少なくないからです。
目次
3つの給与体制があるポーラレディ
ポーラレディとは、1つの職種を指し示すというよりは、(特に女性の)美を追求するためのサポートをする仕事と位置付けられています。
美しい肌を保つために、スキンチェックやカウンセリング、ケアアドバイス、エステ等、様々な面からお客様の美を保つ秘訣を伝授してくれます。
しかし、ポーラレディの営業努力が行き過ぎた面もあり、ポーラレディ=化粧品の押し売り業と捉えられている一面もあります。
そんなポーラレディで活躍されている方々の収入やノルマは一体どの様なものなのでしょうか?
ポーラレディの給料体制は、主に月で4万円・8万円・15万円の3つの体系に分かれています。
たくさん働ける方は、15万円のコースを選択しますし、まずまず働ければ良いという方は8万円コース、週に1回程度の勤務など働く時間がそれほどない方は4万円コースを選択することになります。
一つ把握して欲しいのが、ポーラレディは時給制ではない、といったことです。
歩合制となっているので、稼いだ分が収入となるわけです。
15万円コースだったとしても、それ以上稼ぐことは実際に可能ですよ。
ノルマの内容について
ポーラレディの収入は完全成果報酬です。
一般サラリーマンの様な固定給ではなく、歩合給ということです。
従って、営業成績が高い人が多ければ平均年収が上がり、逆に営業成績が低い人が多ければ平均年収は下がります。
極端な例を挙げれば、1年間に売上げが全くなければ給与0の無収入になります。
また、1年間の売上げが1,000万円あれば年収は300万円となります。つまり売上げの30%が懐に入ってくる計算です。
70%もの利益を削られるのはかなり大きいですね。
これらを見てわかる通り、ポーラレディの平均年収を算出することにメリットはありません
やればやった分だけ、やらなければやらなかった分だけ、自分の年収を変動させることが出来ます。
しかし、完全歩合では、まったく稼げない人も出てきてしまいます。
そのようなケースに備え、ポーラレディでは、給与コースに合わせてノルマが設定されています。
15万円コースであれば、ノルマの設定はきつくなります。
一方で、4万円コースはノルマは緩くなりますが、ないわけではありません。
入社してから3ヶ月間は4万円コースとなります。
まずは軽いノルマで仕事を試す、といった感じですね。
ちなみに、4万円コースと8万円コースでは、ノルマに大きな差はありません。
4万円コースで自信がついたら、8万円コースへのステップアップがお勧めです。
実際にどんな仕事をするの?
さて、気になるポーラレディのノルマですが、新人ポーラレディには最初に3つのノルマが課せられます。
それは「売上・純増客数・スキンチェック」です。
これらの1つでもクリアできなかった場合にはノルマ未達成ということになります。
順調に売上げてもお客様の数が増えなかったり、スキンチェックを行えなかったりすれば、ノルマ未達で新人支援金は貰えません。ほとんどの人がノルマを達成できず、身銭を切っているという状態です。
また、ノルマの厳しさから友人・知人に誰彼かまわず連絡をして、結果友達が激減したというポーラレディも多数います。
ポーラレディになる人の多くは道端で勧誘を受け、あの手この手で褒めちぎられた後、実際に働いてみないかという勧誘を受け入れてしまいます。
しかし、収入実態を把握せずポーラレディになってしまい、自腹でノルマを達成する生活が続いた後、結局ポーラレディを辞めてしまうといったパターンが少なくありません。
ポーラレディの稼ぎの実態
最初がかなりきつく、新規のお客さんの開拓が難しいので知り合いや親戚に頼るケースが多いです。
売上がノルマに届かない場合には、自分で購入してカバーするケースも多いのです。
安定して稼げる仕事ではなく、特に、はじめのうちは手元にお金が殆ど残らない、といった状況になりかねません。
個人事業主のような形で仕事ができるので、自分の能力を試せる仕事でもあります
実際にポーラレディとして活躍されている女性は多数います。
彼女達の多くは、一般サラリーマンよりも多い年収を稼いでいるでしょう。
また、ポーラの化粧品は質が高いことは事実です。
ポーラレディとして働いていける未来図が想像できる人にとっては天職と言えるかもしれませんね。
営業の能力さえあれば、高額報酬も狙える可能性を秘めているのです。
継続して購入してもらえる相手が見つかったら、歩合も増えていきます。
しかし、実際にポーラレディは短期でやめてしまう実態があります。
自分で商品を買うようになり、ローンを組んでしまうといった話も多いのです。
私としては、そういったローンを組んでまでノルマを達成するようなビジネスで無理をして働くことはないと考えます。
他の仕事が無いのであれば仕方ありませんが、収入やノルマを考えると安心して働ける職業とはいえないのです。
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