世の中というのは、節約しているからこそのお金持ちであったり、倹約家だからこそのお金持ちであったりするものです。
世間一般的にお金持ちほど「ケチ」なんて言いますが、節約=ケチだとは限りませんよね。
いったい「ケチ」とは何なのでしょう?
今回の記事では、そんな倹約家とケチの違いのついて、5ステップ式にまとめてみました。
目次
やっぱりお金持ちは羨ましい!
「ケチだ」と陰口を言ってみたところで、やはりお金持ちというのは羨ましいものです。
お金持ちといわれる人に付いて回る「ケチ」という言葉。
本当は、この言葉にお金持ちだからこその答えが隠されているのかもしれませんね。
「ケチ」だからお金持ちでいられるのか?それとも、「倹約家」だからこそお金持ちで入れるのか?
または、お金持ちというイメージだけで「ケチ」に見えるのか。
まずは、言葉の意味を正しく捉えながら、お金持ちを参考に、倹約家とケチの関係性を探ってみます。
ケチ、節約、倹約~その違いを正しく知る
「ケチ」という言葉の近くには、「節約」や「倹約」という言葉も見え隠れしています。
このあたりの違いというのは、どこまできちんと区別出来ているのでしょうか。
意外と曖昧に思い込んでしまっている、言葉の意味というのは結構多いものです。
「ケチ」とは?
「ケチ」という言葉の意味を調べてみると、
・むやみに金品を惜しむこと
・気持ちが卑しいこと
・心が狭いこと
などとなっていて、やっぱり良い意味の言葉ではないことは確かです。
「節約・倹約」とは?
節約と倹約は似たもの同士。
節約…無駄遣いをやめて、切り詰めること
倹約…無駄を省いて出費を出来るだけ少なくすること
どちらの意味にも「無駄」という言葉が登場しています。
実はケチと倹約家の違いとは、この「無駄」という言葉がキーワードなのです。
無駄かどうかを見極められる目が必要
お金持ちが「ケチ」と思われてしまう理由に、「だからお金持ちなのね」という答えが隠されています。
それは「無駄なことにお金を使わない」というスタンスです。
「何が無駄なのか」というのはそれぞれの価値観なので一概には言えませんが、決してアバウトな感覚ではなく、わりとシビアな目線で無駄かどうかを判断している人も多いようです。
値段だけじゃない!
例えば、お金持ちは買い物をする時に、値段だけを重視しません。
その商品が値段に見合った物、もしくはそれ以上の価値の物であるかどうかで判断します。
判断する為には、その商品の性能やクオリティなどの情報を納得いくまで追求し、値段が高くても、それに見合った物であれば購入するという訳なのです。
こういったこだわりのような部分が、「ケチ」だと思われてしまう原因なのかも知れません。
もちろん中には本当に単に「ケチ」なお金持ちもいるのでしょう。
「ケチな人」なのか「見極めている人」なのか、そこには人間的にも大きな差が表れてきます。
ケチは人間性にまで影響あり
「ケチ」が金銭面だけに現れるなら限定的でいいような気がしますが、大抵の場合は他の面でもその部分が出てしまって、マイナスなイメージが付きやすくなります。
問題は人間性までケチになっていないかということ。
心に余裕がある人の方が、おおらかで人間的にも魅力的です。
見分け方は主に、以下のような感じです。
・「ケチ」といわれる人→必要なことにもお金を使わない。
・お金持ちの倹約家→必要なことだと判断すれば、お金を使う。
こうやって考えると、その違いは分かりやすいですよね。
無駄な物ではないかどうか、本当に必要な物なのかどうか。
これは浪費と消費の違いとも言えるでしょう。
カッコ良く、そしてスマートに
お金持ちが「ケチ」と言われがちなのは、それが本当に必要なのかどうかを見極めてからでないとお金を出さない為であります。
浪費と消費の違いを知ることは、誰にとっても大切なことだといえるでしょう。
そして自分への投資という形で使うことも必要です。
人との交流や美容や衣服にお金をかけるのは自分への投資。
交流することで様々な人脈を広げ、情報も得られるようになりますし、また人前に出る場合は、それなりの格好で好感を持たれるようにしたいものです。
それらの自己投資は必要不可欠と割り切り、経費と思って使うべきでしょう。
それができないのであれば、倹約家ではなく、ただのケチと言われても仕方がないかもしれません。
倹約家でありたいものです
いかがだったでしょうか。
「むやみに使わず、使うべき時には惜しまず使う」
これが倹約家と言われる人の定義であり、そしてケチな人との違いではないでしょうか。
倹約家で居続けることができれば、長い目で見ると、多くの貯金ができているなんてケースも多く、一軒家を一括で購入した人もたくさんいます。
ですから、できればケチではなく、倹約家として周りからは評価されていものです。
また、「浪費癖の心理~治したい時の対処法10個」もセットで読んでみましょう。
浪費癖の心理を知ることにより、より浪費したい気持ちを抑えることができ、倹約家としてのレベルアップに役立つでしょう。
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