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年収1000万の手取りが思ったより少ない件

年収1000万稼げる人は、素直に凄いと思います。

それ位の対価を得るだけの努力を続けてきたのでしょう。

しかし、残念なことに年収1000万という金額は、手取りに換算すると驚くほど少なくなります。

もちろん犯人は税金や社会保険料。

今回は年収1000万の手取り額の詳細についてお話しますので、是非最後までお付き合いください。

年収1000万稼げる職業は存在するのか?

まずは、年収1000万稼げる職業についてお話しておきます。

たとえば航空機操縦士。

平均年齢41歳で、平均年収は1200万近くです。

また、大学教授や医師の平均年収も1000万を突破しています。

どの職業も、高いレベルの知識および技術を必要とされていますね。

自営業でも年収1000万円を超える人はかなり少なく、また10年連続で稼いでいる人の割合となるとさらに少なくなります。

そう考えれば、やはり資格を持って雇ってもらう方が安定ですし、将来的にも不安は少ないでしょう。

 

手取りは一体いくら?

ここからはメインテーマとなっている、年収1000万の手取りについてお話していきます。

年収と手取りについて

年収と呼ばれる場合には、給料12か月分とボーナスを合算した金額。

ボーナスが支給されていない場合には、単純に毎月の給料×12の金額が年収となるわけです。

また給料を受け取る際は、税金や社会保険料が天引きされているはず。

給料より各種天引きされた状態が、手取りの金額となります。

年収の手取り額を知りたい時は、年間の税金および社会保険料を年収から差し引かなければならない、ということになりますね。

天引きされる項目

給料より天引きされる税金は所得税と住民税。

給料より天引きされる社会保険料は、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料、雇用保険料、労災保険料などです。

もちろん給料を受け取る全ての人が、これら全ての支払いを必要とされるわけではありません。

学生生活を終えたばかりの新入社員ですと、初年に限り住民税を支払っていないはずですし、40歳未満の人であれば、介護保険料を支払っていないはずです。

 

年収1000万の手取りはこんなに少ない

では、年収1000万の手取り額を発表したいと思います。

気になるその額は、730万~760万。

少なすぎですね。

扶養控除の関係上、手取り額に開きが見られますが、実際に受け取る金額は約750万。

税金や社会保険料として、年収の約25%を支払っているという事実は、なんとも受け入れがたいものです。

ちなみに年収1000万ですと、社会保険料は120万ほどで、税金はそれと同等あるいはそれ以上支払っているはずです。

 

10年間の税金等で買えるもの

※250万×10年の支払いでの計算

年末ジャンボ300円:833000個

年末ジャンボ

 

ライオンの初期費用「檻等の値段も合わせて」

ライオン

 

ディズニーランド1Day
大人6900円:3623回分

ディズニーランド

 

サラリーマンの平均おこずかいなら…
2014年の平均月額39,572円=625回分

サラリーマン

 

リアルな声も参考にする

28歳法人化さん

年収1000万円の大台に乗り、ついに法人化するところまで来ました。そして年収1000万は目標としていた金額でしたので、達成できて非常に喜びを感じていますが、想像と現実の世界は全く別物でした…

想像の世界では、高級車が簡単に買えたり、ブランド物を買いあさるなどの想像をしていましたが、税金と浪費癖がついてしまったこともあり、実はそれほど貯金はありません。

生活は結構な贅沢をしているとは思いますが、人というのは怖いもので、一度贅沢を覚えると、それが習慣化してしまうんです。ですから浪費癖がついてしまえば、年収1000万程度なら簡単に貯金は溶けますよ。

37歳バー経営者さん

バーの経営を3店舗しており、ようやく一つの目安である年収1000万にたどり着いたのはいいですが、案外普通の生活をしなければいけない事実にまず驚きました。

【そんな稼いでいるのに何言ってるの?】なんて言われるかもしれませんが、普通の生活を試みないと、案外貯金ができないものであり、貯金をしようと思えばやはり普通の生活をするしかありません。

少々の贅沢でもお金が貯まることは貯まりますが、お店を構えている以上は、どんなことがあるか分からないので、できるだけ多くの貯金をしないと、毎日が不安で不安で…稼げば稼ぐほど、失うものが多くなり、不安が多くなる一方です。

 

結論:税金怖すぎる

税金や社会保険料の怖さを改めて知った今回。

総労働時間の25%をただ働きしているようなものですので、働く意欲が下がってしまう方もいるのではないでしょうか。

お金持ちは年金を受けなくていい、なんて声も時々聞こえてきますが、お金持ちほど国に多くの税金を支払っており、手取りが少なくなっているのは事実です。

また、「年収1000万の生活レベルは貯金の感覚が無くなる?」もセットで読んでみましょう。

1000万円という数字を見れば、きっと裕福な生活ができるのだろうと思っている人がほとんどでしょうが、本当にそうなのでしょうか?

1000万円稼ぐ人のリアルな生活談などもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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