母親のことをうざいと感じてしまう時期というのは誰にでも存在し、特に思春期の子供は母親の存在をうざく感じたり、子供扱いされることに苛立ちを覚えるものです。
また、酷い環境で育ってきた子供の場合、うざいという表現では表せないくらい、可哀想な思いをして育っていく子供も存在します。
今回の記事では、そんな母親がうざいと感じてしまう理由と、普段は口に出して言えない子供の本音を調査した結果をお伝えしていきます。
目次
八つ当たり
八つ当たりされると誰でもイラッとしてしまうものですが、子供という立場的に弱いものに八つ当たりをしてしまえば、当然立場が弱いものは反抗する手段が少ないので、心にグッと我慢をして悔しい思いをすることも多いでしょう。
またグッと我慢している現状が悔しいと、陰で涙を見せる子供もいます。
しかしながら、人間というのはそれほど完璧な生き物では無く、母親だって毎日を必死で生きているわけですから、間違って八つ当たりをしてしまうこともあるのです。
一方で、この八つ当たりが日常茶飯事である場合は、機嫌が悪い時には近寄らない、1人で悩まない、愚痴を聞いてもらってスッキリする、などの対処法が必要であり、おかしいと思う気持ちを違う方法で薄めていく工夫が必要となるでしょう。
子供扱い
いつまでも子供扱いされることに、イラッとくる子供の気持ちは分かりますが、親が子を思う気持ちも分からないことはありません。
子供の成長というのは大人が思っている以上に早く、また子供を守らなければいけない立場である親だけに、心配をしてしまい、子供扱いをしてしまうこともあるでしょう。
子供扱いにうざいという感情を抱いたのであれば、自分の本音を話してみるなり、自分なりの考えを母親に話してみるといいでしょう。
相手は大人ですから、子供の必死な訴えに何らかの感情が芽生える母親も多くいるはずです。
自分の話を聞いてくれない
人間誰でも自分の話は聞いてほしいものであり、自分の考えや感情を押し殺してばかりいては、自分のない人間になってしまいます。
特に頑固な母親である場合、自分の考え方が絶対だという思い込みや、自分が正しいから子供の話は聞く必要がないという思い込みをしているケースが多いので、当然話を聞いてくれない子供はうざいという感情や、自分の話を聞かないのはおかしいと思うことも増えてきます。
母親の話しは聞かなければ怒るくせに、自分の話を一切聞こうともしない理不尽な対応に、子供は不快感を覚えるのです。
マイルールの押し付け
マイルールの押し付けも、頑固な母親に多く見られ、また独占欲が強い母親もマイルールを押し付ける傾向が見られます。
マイルールを押し付けるということは、自分の価値観を押し付けるということですから、子供からすれば母親が正義と悪を全て決めつけてしまうということに繋がるのです。
例えば子供が正論であると周りから認められるような発言をしたのに対して、母親が自分の価値観でそれは過ちだと決めつけた場合、口喧嘩になってしまうのは当然のこと、話の分からない母親をうざいと思うことや、おかしいと思うことは当然のことだと思いませんか?
このような場合、マイルールの押し付けを毎回我慢した結果、積もりに積もった不満が爆発し、感情的に母親に攻撃してしまう結果に結びついてしまうのです。
兄弟差別
兄弟差別されている子供の気持ちが分からない親は、いつまでも差別している子供に屈辱を与え、また平等に扱ってほしいという気持ちを踏みにじるような言動に出ることも多いです。
毎回褒められ、叱られることの少ない子供はいいかもしれませんが、毎回叱られて、比較された挙句馬鹿にされるような子供の気持ちを考えると、たまったものじゃありません。
このように兄弟差別をされて育った子供は、母親の一言一言がうざく感じてきますし、自分は自分であるのに毎回比較する母親の頭がおかしいと感じてしまうわけです。
過保護と過干渉
もう成人しているのに、いつまでも子供の行動を探ったり、恋人と別れろと言われたり、外に出歩くだけで異常なほどに心配されてしまうなど、親が子離れできていない状況に、うざいという感情が芽生えたり、自分の支配下に置きたがる親に対して、ストレスを感じている子供も少なくありません。
過保護と過干渉というのは、少しくらいであれば親の気持ちを考えれば、我慢も必要だと思いますが、これが異常であった場合は、親に自分のしていることが異常であるということを気づかせる必要があります。
またこういった環境で育った子供は、逆に親離れできずに、いつまでたっても親に頼ってしまう傾向もみられますので、成人を超えたあたりから自立していくことを真剣に考える必要があるでしょう。
自分は良くても子供はダメ
同じことをしても、子供の自分は怒られてしまうのに対し、自分はOKという都合のいい考え方に、心底怒りを覚えている子供は多くいます。
このような母親を自己中心的な母親といいますが、最も子供がぐれてしまうパターンは、父親までもが母親の見方をしてしまうパターンです。
子供は自分に味方してくれないと思えば思うほど、親に本音を隠すようになりますから、結果的に親は自分を守ってくれないという誤った思い込みをしてしまう傾向が強く見られます。
酒癖が悪い
酒癖が悪い母親の特徴としては、暴言、怒鳴る、愚痴っぽくなる、などの特徴が見られますが、酒癖が悪い母親の場合、アルコール依存症である確率も高いので、そんな母親と一緒の空間にいたくないと思い、やがて話さなくなる関係に陥ってしまうケースもよく見られます。
お酒を飲むと一方的な意見を言われるので、当然子供としてはそんな話は聞きたくないですし、何より暴言で子供を傷つけてしまっている実態があります。
いわば子供は被害者なわけですから、おかしいと思うことは当然のこと、毎回毎回同じような光景を目にすることにうんざりしていたり、うざいという感情が芽生えてしまうのは仕方がないことであるといえるでしょう。
勉強勉強とうるさい
よく子供が抱く疑問の1つに、母親が高卒で大して賢くもなかったのに対して、子供には勉強しろ勉強しろと口うるさく言ってくるケースが挙げられます。
子供の心理からすれば、自分はどうなんだよ…!!と感情的になってしまいそうなものですが、親からすれば、それは子供が将来少しでも自分のためになるように、今頑張ってほしいという気持ちの表れなのかもしれません。
実際に多くの大人が、子供の頃にもっと勉強をしていい会社に入っておけばよかった…と後悔している実態があります。
子供の将来のために、口酸っぱく勉強と繰り返しているのか、自分の野望が子供をエリート学校に通わせることであるのか、母親の本音は分かりませんが、1ついえることがあるとすれば、将来高学歴で損をすることは少ないということでしょうか。
宗教ならではの悩み
親が宗教団体に入っているという理由で、子供を無理矢理同じ宗教に入れようとする親は多く実在しますが、子供からすればこれが酷く辛いトラウマとして、心に刻まれていることは多いです。
さらに酷い家庭の場合、恋人までもを勧誘する親がいて、子供からすれば止めてくれと思うことは当然のこと、この親は頭がおかしいという思いを抱いてしまうことにも繋がります。
また大人になると、自分の意志で宗教を抜けたいという話し合いの結果、絶縁してしまう家族もいるほど、子供と親では宗教に対する価値観が違うのです。
子供の本音~心の声
17歳毒親さん
何をするにも干渉しようとする、うつ病なので気分次第では八つ当たりされる、思い込みで物事を決めつける、自分には都合がいい、自分の母親の性格が悪いと思う分部です。
もちろんうつ病などの症状で、理解してあげないといけないと思うこともありますが、干渉や自分の都合が悪いことになれば攻撃的になる母親に、心底腹を立てることがあります。
特に自分の思い込みで感情的になってきたときは、いつも言い合いになり、自分の話しは決して聞こうとはしません。
いつも言い合いになるので、最近では言い合いを避けるように、母親と接する機会も少なくなっていると思います。
20歳死ねと思うさん
私の母は、うざいという感情を飛び越えて殺したいと思うほど酷い母だと思います。
なぜなら母は家族を捨てて違う男と浮気、そして家を出ていきました。
その代償として、私は幼い妹の世話役をして遊びに行くことができない時期もあり、さらには料理も手伝っていたので、それが理由で友達にいじめられたりもしました。
さらには母がクレジットで勝手に借金を作り、それを父が必死で返す始末。
家族を平気で捨てた母を絶対に許せませんし、自分は絶対こんな糞女には成り下がらないと心に決め込んでいます。
母親の気持ちも考えてみよう
いかがだったでしょうか。
母親のことをうざいと感じてしまうのは、子供のあなたが母親に多くのことを求めているのに対し、その欲求が満たされていないことが原因であるのかもしれませんし、母親の気持ちを全く理解しようとしていないからなのかもしれません。
当然、そんなことは関係なしに、非常識で頭がおかしいと世間から批判される母親も存在するので、一概に無理に母に感謝をしろとは言いません。
しかしながら、少しのことが嫌でそれが積もりに積もってうざいや、おかしいと思ってしまう原因となってしまっているのであれば、一度母親の気持ちを理解しようと心がけてみてください。
最もこれは今無理に理解しなくても、本当に愛情がある母親であった場合は、大人になって母の優しさが分かる日が来るはずです。
また、「父親を殺したいほど憎い思いを抱く子供の特徴10選」もセットで読んでみましょう。
世の中にはうざいという感情で収まりきらずに、殺したいほど憎い感情を抱いている子供も存在し、それらの子供がそれだけ異常な環境で育ってきているのか、あなたの知らない世界を知ってみませんか?
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