産後に痩せない理由とは、一体どういった原因が考えられるのでしょうか?
妊娠中はどんどんと体重が増えていき、でもそれは赤ちゃんの為だからと大変な出産を乗り越え、産後は母乳をあげたら痩せると聞いていたから安心していたのに…なんて悩みをもつ女性は多いと言われています。
産後は痩せると聞いていたのに痩せない理由とは、必ずきちんとした原因が存在しているはずなのです。
目次
母乳時期は太りやすい・間食する
妊娠中はプロゲステロンが活発に分泌され、赤ちゃんをスクスク育ててくれます。
しかし、その女性ホルモンは出産後すぐに消えるわけではありません。
母乳をあげる時期はママによって違いますが、実は産後3ヶ月までは太りやすく、母乳をあげていても太るケースも珍しくありません。
また赤ちゃんのお世話だけで自分のことを後回しにするので、時には時間が余ってしまい、口寂しくなって何か食べてしまう、という生活になってしまうこともあります。
そういった意識していない間食が、産後に痩せない理由の1つでもあります。
体内に水分が溜まっている
妊娠中に摂取した水分が体内に残ったままだと、産後に痩せない理由の1つになることがあります。
理由は体内に水分が溜まってしまい、その水分がいつまでも外に出せない事が原因にあります。
下半身が異様に浮腫んでいる方は、おそらく体に水分が溜まっている人でしょう。
これではいつまでたっても痩せることはできません。
対処法としては、お医者さんに診てもらい薬をもらいましょう。
薬を飲むとすぐに、体内にたまっている水分を排出することが可能です。
個人差はあると思いますが、一週間ほどで体重が一気に落ちるかと思います。
カロリー計算ができていない
ただただ体を動かしているだけで、たくさんのカロリー消費ができていると勘違いしている母親は多くいます。
例えば、少しベビーカーを押すくらいでは、カロリーの消費はそれほど大きくありません。
逆に家事をしている方がカロリー消費が大きかったりするものです。
体を動かしている、食事制限をしている、というだけでカロリー計算ができていない人は、一度カロリー計算してみましょう。
痩せないと嘆く母親の中には、意外と消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多かったというケースが多いのです。
母乳の摂取量は減っているのに食事はそのまま
母乳の摂取量が減っているのにもかかわらず、食事はピーク時のままという人は、食事の摂取量も少し減らしてみましょう。
また、食べる量も大事ですがカロリーを意識しましょう。
カロリーの低い物を選べば、我慢せずに同じくらいの量を摂取することが可能です。
お姑さんのご飯に慣れる・妊娠中の食事量
またお姑さんがいる場合、もっと食べて母乳を出して、赤ちゃんを大きく育てなさいとご飯を大盛りで出してくる場合があり、それを断れないで食べていた結果、太ってしまったというケースもあります。
他にも食事量で言えば、妊娠中と同じ量のボリュームを食べ続けてしまっているというケースもあります。
妊娠中は赤ちゃんのための栄養も必要ですから、多少食べ過ぎ傾向でも構いませんが、出産してしまえば食べ過ぎは痩せない原因にしかなりません。
今一度、一日の食事量をチェックしてみましょう。
骨盤が開いたまま・筋肉量が落ちてしまった
また産後に痩せない理由の中に、骨盤が開いたままであることや、筋肉量が落ちてしまっていることもあげられます。
妊娠後期に入ると運動もしづらくなり、なかなか動くこともままならないこともあり、動かない生活をしていたこともあるでしょう。
その結果、筋肉量が落ちてしまっていたということがあります。
そのためエネルギー消費量が減り、少し食べただけで体重が増えてしまうのです。
また出産で骨盤が開いたままの状態だと肉がつきやすくなるので、骨盤ベルトなどでしっかり骨盤を引き締めることによって痩せやすくなります。
子供の残り物を食べてしまう
もし出産したのが第二子だったり第三子だったりしたら、当然上のお兄ちゃんお姉ちゃんがいますね。
その子供の残り物を食べてしまうクセはありませんか?
このようなクセも産後痩せない理由になります。
もったいないからと食べてしまうと、それを合計すると相当なカロリーになってしまうこともあるのです。
しかしまだ食べることのできる物を捨ててしまうのはあまりに勿体無いですし、礼儀に反しますよね。
ですからそのような子供がいるママは、残すことを想定して自分の分を少なめに準備しておくと良いでしょう。
そうすれば子供の残りを食べても総カロリーはおさまってくれます。
骨盤ベルトをしても体重が落ちない場合の対処法
1.毎日軽い運動、10分程度のランニングをしてみる(お医者さんのOKが出てからにしてください。)
2.私生活の改善(睡眠がとれる時はしっかりとること)
3.食生活の改善(特にカロリーを気にすること)
4.ストレスの解消(たまには外に出てみること、音楽を聴くなど。)
5.軽い筋トレ(脂肪を筋肉に変える)
産後は育児で母親の体が疲れ切っている場合も多いので、自分の私生活の負担になりすぎないように上記の5つを意識して実行に移しましょう。
意外とストレス解消ができていない人が多く、このストレスが将来的な爆食いや間食の原因となりがちです。
音楽を聴いたり、それに合わせて歌ってみるだけでもストレスは軽減できます。
また全てを完璧にこなそうとすればするほど、結果的に自分自身にストレスをかけてしまうということになりかねません。
10割を目指すのでなく、8割程度できればOKくらいの気持ちで望みましょう。
ママさん達の痩せなかった失敗談も参考にしてみる
25歳四国ママ
夏が近づき、少し焦ってダイエットをしようと思い、体を動かすことにしました。しかし体に負担をかけ過ぎた結果、肉離れになってしまい、ダイエットには失敗…産後は筋肉が衰えますので、無理に負担をかけ過ぎると怪我を負い、さらに出費が重なってしまいますよ。
23歳やってしまったママさん
産後3ヶ月になっても全くお腹が凹みませんでした。引き締め用の産後ガードルなどで引き締めようと頑張った結果…血行を阻害してしまっていたようです。冷えや肩こりなどの原因に繋がるとドクターに言われ、すぐに改善しました。また体にストレスを与え続けていることと同じだとも言われました。
34歳育児チャレンジママさん
運動に対してかなり意識が高かったのですが、予想してたよりも痩せませんでした。理由は無理な食事制限によるイライラでした。たまに食欲が爆発してしまい、その爆発した時のカロリーを計算してみると、なんと2000キロカロリーオーバー…無理な食事制限はストレスになるだけですから、絶対にやめた方がいいです。
まとめ
産後に痩せない理由の7つと、対処法、そしてママの失敗談をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
産後に痩せない理由というのは必ず存在します。
その理由を突き止め、しっかりと対処していくことがやはり一番の痩せる方法と言えるでしょう。
また、「産後の食事で注意すべき5つ」もセットで読んでみましょう。
体型を気にするのであれば、必ず食事に関する知識は必要です。
しっかりと知識をつけて、これからも体型戻しと育児に全力で取り組んでいきましょう。
この記事へのコメントはありません。