結婚

旦那いらない、子供だけ欲しいと思う心理5選

旦那いらないなんて言葉を男性が聞くと、感情的になり、攻撃的になってしまうような言葉でありますが、最近ではこのような感情を抱く女性が多くなっています。

結婚後に女性が思うことは昔からありましたが、現在では独身女性であっても、そう思う女性が増えてきており、これには社会の変化とある心理が深く関係しています。

この1ページでは、そんな旦那いらない、子供だけ欲しいと思う理由を細かく説明していきます。

子供だけ欲しいと思う心理

社会的地位の変化

昔と違い、今では女性であっても仕事をすることが当たり前となり、そして女性の収入に関しても、昔よりも増えているという実態があります。

そのために、ある程度稼ぐ力がある女性が増えていることによって、男性に求める条件が高くなってしまい、自分の条件にあった男性がなかなか見つからない、または魅力的に思える男性が少なすぎるということが、旦那はいらないけれど、子供は欲しいという考えを強くしてしまいます。

どうしても自分の子供が欲しいという女性にとっては、魅力的な男性が見つからない一方で、年齢的なこともあり、出産に対してある程度焦りを持ってしまうことからも、無理にパートナーを求めることはしないが、子供だけは欲しいという考えになってしまうことは、男性であっても納得できることではないでしょうか。

また、自由を求める若者が増えてきており、妥協してパートナーを選ぶくらいであれば、自分の好きなように子供を育て、そして人生設計ができるような環境で過ごしたいといった考え方をしやすいと言えることからも、子供だけ欲しいという心理が働いてしまっているとも考えられます。

結婚や出産を経験したことがない女性である場合、このような考えは甘い考えだ!と思う人もいるかもしれませんが、それでもシングルマザーが立派に子供を育てている家庭も多いことから、何とかなるだろうという安易な考えの女性も少なからず存在することでしょう。

夫婦での捉え方の違い

次に考えられる心理としては、夫婦のパートナーに対する捉え方の違いであり、旦那の場合であれば、妻を自分と同じように考え、まるで自分と妻は一心同体であるかのように考える傾向にあります。

これは心理学の調査にて分かったことであり、一方で女性の場合は、旦那のことを自分と一心同体であるかのような存在とは思えず、旦那といっても所詮は他人であるという考え方をするためであると考えられます。

これでもしも旦那が家事育児を全く協力しないとすれば?当然女性からすれば、自分一人で子供を育てていくことができるため、必ずしも旦那が必要であるという考えに繋がってきます。

もちろん子供を育てるには経済力も必要ですし、自分一人の力では育児は本当に大変です。

ですが現在では、女性が活躍できる社会を目指している日本だけに、育休可能な会社や女性が働きやすい会社が増えてきているのです。

だからこそ、育休が取れる女性からすれば、旦那がいなくても一人で育児ができる環境にあるために、必ずしも旦那が必要だとは思わない女性が増えてきているというわけです。

一方で、子供だけ欲しいということとなれば、女性一人では子供を授かることができないために、結局のところ、愛するパートナーを探した方がいいという結論に至る女性も多くなると考えることができます。

 

過去のトラウマ

男性に暴力を振るわれたり、浮気で深く傷ついた、金銭問題で揉めたなど、過去のトラウマによる男性不信などで、旦那はいらないけれど子供だけ欲しいという心理が働く人もいます。

なぜこのような考えになるのかといえば、女性は親和欲求という「誰かと一緒にいたい」という欲求が強いために、旦那なしでも一緒にいてくれる子供だけでも欲しいという考えに繋がります。

この親和欲求が強すぎると、人と親しくなりたいという気持ちが強すぎて、詐欺師のような人の言葉でさえもすぐに聞いてしまうために、このタイプは非常に騙されやすい性格であるという特徴が見られます。

だからこそ、過去にダメ男や詐欺師に引っかかってしまい、男性に対して恐怖心が芽生えてしまった結果、旦那はいらないけれど、子供だけ欲しいという心理に辿り着いたという人もいることでしょう。

親和欲求が強ければ、他人からよく見られたいという願望や、たくさんの人に好かれたいという願望が強いので、あなたも当てはまっている場合は、騙されないように要注意が必要です。

 

シングルマザーの増加

厚生労働省が発表した調査によると、平成23年の時点でシングルマザー家族は全国に約76万世帯であり、20年前の55万世帯から大幅に増加しているということが分かっています。

こうしたシングルマザーが増加していることから、シングルマザーになることはそれほど珍しくはない、女て一つでも子供を育てれる、周りがそうだから別に違和感はない、といった思いから、旦那はいらないけれど、子供だけ欲しいという考えが強くなっていく心理も考えられます。

特に周りに流されやすい性格の人ほど、「周りが旦那は必要無いと言っているから…」などの理由から、大きく影響されている可能性もあります。

さらに、現在の日本では3人に1人が離婚しているということからも、シングルマザーであっても再婚はそれほど難しくない、どうせ私も3人のうちの1人に入るだろうといった考えから、こうした心理状況が生まれやすくなっているのかもしれません。

 

恋愛や異性に興味がない

最近の若者は恋愛に興味がない人が増えており、恋愛することが面倒だとか、アニメのキャラクターに恋しているなど、様々な理由で恋愛を避けたり、異性に興味がないという人がいます。

女性であっても、アニメの主人公に本気で恋をしてしまった結果、男性を愛せなくなってしまったとか、二次元の恋から抜け出せなくなってしまう女性が増えており、こうした女性からすれば、旦那はいらないけど、子供だけは欲しいという考えに至っても不思議なことではありません。

また、女性が好きである人にとっては、旦那はいらないということは当たり前のことであり、子供だけ欲しいという結論になってしまうことは、ある意味仕方がないことかもしれません。

同性婚が認められている国であれば、女性同士の結婚で子供を授かることがよりできやすい環境でしょうが、2017年(平成29年)現在では、日本では同性婚は法的に認められていないため、心にそうした思いを抱いているだけの状態である人も多いと考えることができます。

 

子供の立場で考える必要性

愛情不足が起こす影響とは?

旦那はいらないけど、子供だけ欲しいという考え方は、大人の都合のいい考え方であり、子供目線での考え方ではないという意見も当然出てくると思うので、ここでは父親がいないことによる子供への影響を伝えておきます。

まず、父親がいないことにより愛情不足となってしまうことが考えられ、幼少期に十分な愛情を注いでもらえなかった子供というのは、大人になるまでに様々な悩みを抱え、子供の性格に大きな影響を及ぼすということがわかっています。

以下に、愛情不足が子供に与える深刻な影響をまとめておきます。

アタッチメント理論

イギリスの小児科医である、ジョン・ボウルビィ氏が唱えた理論であり、3歳までの間に母親に十分な愛情を注いでもらえなかった場合、子供の精神発達に大きな影響を及ぼすという理論です。

これは戦争などで孤児になってしまった子供に多く見られ、このような子供は3歳までに両親を失ってしまっていたことも多いことから、精神発達に大きな影響が及んでいると言われています。

例えば、愛情不足で育った子供は不登校となってしまうことがあり、これは母子分離不安が関係していると考えられます。

母子分離不安とは、母親と離れてしまうと不安になってしまうという状態であり、十分な愛情を注いでもらえなかった子供ほど、幼少期に十分に甘えることができなかったことが原因で、母子分離不安となってしまうケースが見られます。

対人の問題

近年よく耳にすることが多くなった、アダルトチルドレンである人が当てはまる症状であり、特徴としては対人関係が上手くいかない、対人恐怖症であるといった傾向が見られます。

アダルトチルドレンは、幼少期の愛情不足などが影響して、大人になっても友達付き合いが上手くいかない、恋愛が上手くできない、といった対人関係での悩みを抱えることが非常に多く、アダルトチルドレンは結婚が難しいとも言われます。

また、特に女性の場合は対人恐怖症と診断されるケースが男性よりも倍近く多く、職場の人間関係や仕事などにも大きな影響を及ぼすことが分かっています。

こうして、仕事と人間関係が上手くいかないアダルトチルドレンは、最終的にうつ病を発症してしまうケースが目立ちます。

障害

愛情不足で育つ子供は、境界線パーソナリティー障害や、自己愛性パーソナリティー障害と診断されることも多いです。

境界線パーソナリティー障害の場合、感情の起伏が激しく、物事を0か100かで判断するような極端な考え方をしたり、イライラ感が非常に強い人などが、境界線パーソナリティー障害に分類されます。

自己愛性パーソナリティー障害の場合、自分のことを偉大な人間であるといった、肥大化した自己意識を持つことが特徴的であり、自慢話や自分のミスを認めないといった症状が見られます。

どちらの障害も、結局のところ社会に出ると子供が苦しむ症状であることから、旦那はいらないけれど、子供だけ欲しいと本気で思っている人は、子供に上記のような影響を及ぼしてしまう可能性があるということを頭に入れ、子供が生まれると自分だけの人生ではなくなるんだということを、しっかりと自覚しておく必要があるでしょう。

 

考えが少し変わりましたか?

いかがだったでしょうか。

旦那がいないことによる子供の影響というのは、実は凄く大きく、その影響は数十年後に分かるものであるため、多くの人が今は大丈夫だからと安心してしまっている状況にあります。

当然子供が生まれてからは、実家で面倒を見てもらったり、仕事をせずに子供に没頭できる環境であればカバーはできるでしょうが、それが難しいのが今の日本社会の現状です。

最も良い方法は、やはり信頼できて安心できる家庭を築けるパートナーと結ばれ、夫婦共に力を合わせて、困難を乗り越えていけるとベストと言えるでしょう。

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