ドキドキしないけど好きになる理由は様々な原因が考えられ、こうした恋を経て結婚したり、長い付き合いを続けている人もたくさんいます。
結論から言えば、ドキドキしないけど好きだと感じているのであれば、その気持ちは何も不思議なことではなく、多くの人が通る道でもあります。
その答えがここには示されているはずです。
目次
寂しさからの恋である
まず結論から言えば、ドキドキしないけど好きだと感じる理由の1つ目は、繰り返し会うことで好感度が高まった結果、好きになってしまった可能性が考えられます。
寂しさからの恋とは、単純接触の原理で説明すると分かりやすく、人は接触すればするほど好意を抱きやすく、気になる存在へと認識するようになります。
分かりやすい例が芸能人であり、人気芸能人は毎日のようにテレビに出ることで、どんどんと好感度が上がっていったり、好きな芸能人だと認められるようになっていきます。
メカニズムとしては、「繰り返し会う→親近感が生まれる→いつも会う人がいないと感じる→寂しい→相手が好きだから寂しいんだと思い込む」が、一連のメカニズムとなり、例えば毎日会社で会う同僚を好きになったケースでは、近くにいることが多いのでドキドキすることはないけれど、好きだと感じることに繋がることがあります。
また、この単純接触の原理は、単に距離が近いだけでも好意を抱きやすいことが分かっており、電車毎日会う人を好きになった人の場合、近くにいることは慣れていることからドキドキはしないけど、好きになっていることが良い例となります。
親近感が好意へと変わった
似た者同士が惹かれあったり、好意を抱きやすい心理は有名ですが、人は共通点や類似性を持っている人に対して、「この人は自分と同じタイプである」と思い込むことで、安心感を抱くことになります。
さらに自分の劣っている部分が似ていた場合、人は「自分と同じ弱さを持つ人間を認め、補ってやろう」という心理となりやすく、慈愛(両親が子供を深く可愛がる気持ち)にも似た気持ちが生まれます。
これを簡単に言い換えると、安心感を得ることで近親感や好意が芽生えた結果、慈愛にも似た気持ちから好きになり、ドキドキはしないけれど、なんとなく安心できたり、同じ気持ちで過ごせることが心地よいと感じることが、ドキドキしないけど好きであると感じる理由の2つ目となります。
連携感が好意へと変わった
3つ目は、辛い経験などで得た連帯感が恋愛感情に変わった可能性が考えられ、苦労を共に乗り越えた同士ほど信頼が厚かったり、絆が強いことが多いですが、これは互いに辛い経験を乗り越えたことによる尊敬の気持ちが関係しています。
そして、強い連帯感がやがて恋愛感情に変わることも珍しくなく、いつも近くにいた同僚のはずが、気がつけば好意的に感じることになっていた…なんてことも社内恋愛ではよくあることです。
連帯感が好意へと変わったケースでは、気がつけば好きな人の横にいると安心できたり、互いに尊敬できる良い関係を築けているケースが目立ち、普段から近くにいる身近な存在である場合は、ドキドキしにくいことは当然と言えば当然です。
1、2、3の理由全てに当てはまることですが、キスや手をつなぐなどの行為に至ると、ほとんどの人がドキドキしてしまうことでしょう。
正当化しようとしている
一目惚れされたケースを例に挙げると分かりやすく、一目惚れされることで食事に誘われたり、積極的に連絡をもらうことになりがちですが、こうした一方的な好意に悪い気がしない本人は、「食事くらいならいいか」という気持ちから誘うを受け取り、行動を共にするようになります。
するとその行動を正当化しようとした結果、好意的な態度を自らも取るようになっていき、どんどんと恋愛関係へと発展していくことがあります。
こうした恋愛関係では、一目惚れされている本人が優位な位置に立つことが多く、最終的にも決定権がある立場でることが非常に多いです。
つまり、こうした恋愛関係では発展次第によって、相手がドキドキしっぱなしであるのに対し、好意的に感じている最中の本人はそれほどドキドキすることもなく、余裕のある立ち振る舞いができているからこそ、ドキドキしない現状があるのかもしれません。
余裕がある立場なのであれば、自ら行動を起こしてドキドキするシチュエーションを作るといいでしょう。
ロマンチストではない
相手がロマンチストでなかったり、そうした現実離れの演出が苦手である場合、ドキドキしないのも当然です。
また、自分に自信がないことから距離感を取ってしまったり、ボディタッチなどのスキンシップを取れないことが、ドキドキしない現状を作り出しているのかもしれません。
恋愛経験が豊富でなかったり、一歩が踏み出せない人ほど、ドキドキしたシチュエーションを作ることができません。
メリットを優先している
メリットを優先した恋愛とは、「この人はお金持ちだから付き合うと幸せになれる」とか、「美人だから付き合うと幸せになれる」などの思い込みのことであり、好きだという感情を抱くのではなく、自分の目標としている条件の異性と付き合うことで幸せになれると思い込んだ結果、好きになる恋愛のことであります。
こうしたメリットを優先した恋愛を経験すれば、初めのうちはドキドキすることも多いかと思いますが、将来的には満たされない恋愛や結婚生活を送る傾向が見られます。
理由としては、生理的欲求(メリットを優先した恋愛)を満たすことを目的とした恋愛は、空虚感を感じ、幸福感には結びつかないからであり、これは様々な実験からも分かっていることです。
友達愛である可能性
最後の可能性としては、友達として好きなだけであり、愛している相手ではないということです。
友達として好きなのか、恋愛感情として好きなのかの見分け方としては、3つの要素から見分けることがポイントです。
- 親和、依存欲求
- 援助傾向
- 排他的感情
1の親和、依存欲求とは、「好きな人ともっと一緒にいたいか?もっと密接に繋がっていたいか?」と思う気持ちのことです。
2の援助傾向とは、「好きな人のために自己犠牲を払えるのか?その度合いはどれほどか?」であり、自分の時間や労力をたくさん使ってでも助けたいのであれば、それは愛している証拠です。
3の排他的感情とは、「周りを排除してでも一緒にいたいかどうか?一人占めしたいかどうか?」であり、そう思うのであれば、友達愛ではないと言えるでしょう。
好きなら問題ない
いかがだったでしょうか。
ドキドキはしなくとも、あなたが今相手を好きだと思うのであれば、その感情に従えばいいのです。
恋が実ると、やがてドキドキしたいと思うこともあるでしょうが、この時に不満を解決できるかどうかが、長続きするかどうかの大きなポイントとなります。
だからこそ、ドキドキしない現状に不満がないのであれば、その感情に素直に従い、恋を実らすことに全力を出せば、自ずと良い方向に転ぶ可能性がグッと上がることは間違いありません
また、次のページ紹介する「ファッションの心理学8選【一瞬で性格見抜けます!】」にて、好きな人の性格診断をしてみませんか?
どのような性格であるのかの想定ができれば、相手の心をくすぐる演出ができることにも繋がります。
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