「男って女性の前で涙を見せるもの?」とか、「彼女の前で泣くのは特別な理由があるの?」など、彼女の前で泣く男性に対して疑問を抱く女性は、世の中にたくさんいます。
先にはっきり言っておきますが、【彼女の前で泣くにはある狙いがある】男性もいて、その狙いが”なんとも笑えないクズ男”である可能性は、あなたの彼氏にも当てはまるかもしれません。
この1ページでは、彼女の前で泣く男の心理をはっきりさせることで、心の奥底に潜むある狙いを暴露していきます。
目次
彼女の前で泣く心理とは?
①信頼している証拠
彼女の前のみで泣く彼氏であった場合は、あなたにだけ弱い自分も全て見せようと信頼している証であり、男性はプライドが高い性質を持つため、基本的には人前で涙を見ることを嫌いますし、何より弱みを見せないことを重視する傾向にあります。
あなたが信頼されている証と断言できる理由は他にもあり、小さな頃から男らしさを求められ、女々しさを否定されてきた男性にとって、人前で涙を見せることは男らしくない行為そのものであり、女性の前で涙を見せるなんてことになれば、親から男らしく生きることを教わってきた男性陣にとっては、恥であると感じてしまう行動そのものとなってしまうからです。
こうした女々しさを彼女の前だけで見せることは、オナラなどの恥ずかしい行為を見せれる彼氏の心理と同じく、相手を信頼してるからこそできる行為であり、自分の悪い一面を見せても安心できる彼女だからこそ、彼女の前で涙を見せるわけです。
では、信頼していない女性であった場合、男性はどのような態度を取るのでしょうか?
その答えはとても簡単で、男性は自分の殻に閉じこもることで必死に答えを見つけようとし、答えが見つかるまで自分の弱さを表に出そうとは思いません。
男性だって人前で涙を見せることは、「男のくせに涙なんて見せて!」とか、「彼女の前で泣く男は女々しい!」なんて思われるかもしれないことは、当然分かっているはずです。
そんなデメリットがあるにも関わらず、彼女の前で涙を見せれるということは、それなりの信頼関係が築けていたり、あなたに心を開いている証拠となることは、言うまでもない事実です。
②印象操作している
彼女の前で泣く男の心理には、印象操作することで自分が優位な位置に立ったり、自分にとって好ましい環境作りをしたい気持ちが隠れていて、計画的な涙である可能性も考えられます。
こちらはネガティブな意味で捉えることが正解で、印象操作をすることで自分好みの彼女にしようと心がけ、自分にとっては居心地が良くてワガママでい続けれる環境を作ろうとしている、決して笑えない心理となります。
印象操作とは、女性が得意とする分野であり、彼女であるあなたも必ず当てはまるイメージ操作で、友達の前ではいつものキャラを演じているのに対して、違う友達の前ではまた違うキャラを演じ、異性の前ではまた違う顔を見せるなど、基本的に印象操作を得意とするのは女性です。
女は怖いとか、いくつもの顔を持つと言われるのもこれが理由で、逆を言えばあなたの彼氏はいくつもの顔を持つ、本来は警戒すべき人物であるかもしれないとも考えられます。
例えば、あなたの彼氏は損得勘定が強かったり、権力者に対して凄く媚びている、悲劇のヒロインを演じることが多いのであれば、こちらに当てはまる可能性が高まります。
また、信頼していたり大好きな彼氏であった場合は、こんなネガティブな可能性を端から否定する人もたくさんいるでしょうが、それは恋が与える盲目状態が引き起こしている幻覚で、誰でもこちらに当てはまる可能性はあるので、必ず本音特集にて当てはまっていないのか?をチェックしておきましょう。
③男女の意識が低い
男女の意識とは、男らしくとか女らしくといった性差のことであり、男だから泣いてはいけないとか、男だから女々しい態度をとってはいけない、男だから家庭を守らないといけないなどの、男だから〇〇であるという意識が薄い彼氏も、彼女の前で泣くことが割と平気な彼氏の特徴です。
こうした彼氏は、男らしくと口うるさい環境で育たなかった、兄弟が全員女性の家庭で育ったなど、育った環境に男らしさを求められなかったことが、彼女の前で泣くことに違和感を持たない思考に繋がり、涙を見せることは恥であるなんて思いを抱きません。
これは女性であっても、男性だらけの環境で育った人は妙に男っぽい一面があったり、女らしさにこだわらない人が、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。
このタイプはどこか女々しい一面があったり、頼りにならないと思われがち、男だから〇〇はおかしいなどの考えをするので、見分け方が比較的簡単であることも特徴的なので、あなたの彼氏の育った環境を一度確かめてみることで、ある程度の見分けが可能となるはずです。
④刺激を深く感じ取る
刺激を深く感じる人は、感受性が強い人であるため、こちらの心理に当てはまる彼氏であった場合は、「思いやりが深い」「私生活で感動することが多い」「愛情深い」などの素晴らしい特徴が見られるはずです。
感受性が高いからこそ彼女の前で泣くわけですが、こうした彼氏にはデメリットも多く見られ、感受性が高いことのデメリットは「感情の起伏が激しいのでストレスとなる」「繊細なので傷つきやすい」「雰囲気に飲まれやすい」など、感受性が高いことは、いわば諸刃の剣なのです。
謙虚な姿勢であったり、ワガママを言えない性格は素晴らしいことですが、少しの罪悪感で涙を見せてしまったり、何事も敏感でマイナス方面に捉えてしまうことも多い感受性は、時として面倒な彼氏と思ってしまうことも。
このタイプは彼女の前だけで泣くわけでなく、感動する場面に遭遇するとすぐに涙を見せたり、男友達の前でも平気で涙もろい一面を見せるため、こちらも見分ける方法は比較的簡単です。
私生活の中で多くの感動と遭遇したり、愛情深い反面傷つきやすい彼氏であった場合は、感受性が高いことが原因で涙もろく、あなたに対して大きな愛情を抱ける彼氏であるはずです。
【重要】心理から読み取れる本音
①信頼している証拠の場合
信頼している彼氏が彼女の前で泣く本音は、「ありのままの自分を愛して欲しい」とか、「男だって弱い一面がある」「時には支えて欲しい」など、ありのままの自分を見せることで、一緒にいても心地よい環境を作り出そうとしたり、またはあなたにしか見せない顔を見せています。
これは言い方を変えると、特別な存在だからこそ弱い一面を見せることが可能であり、あなただからこそ特別に泣く姿を見せていて、プライドが高い男性が涙を見せれる相手は、本当に数えきれるほどの人しか存在しません。
それは家族であったり親友であったり、特別な存在である彼女が当てはまり、弱い一面を見せても安心しきっているからこそ、プライドが高くて強さを求める男性であっても、涙を見せれるわけです。
また、男性自身も「彼女の前ですぐ泣く男は嫌われやすい」ことを理解しているので、あなただから見せたという本音が隠れていることは、何一つ疑いのない事実として受け止めるべきです。
あなたも嫌いな人の前では涙を見せたくない気持ちが強く、親友の前では素直になれるかと思いますが、これは信頼しているからこそ見せれる素の顔で、人は弱みを見せれば劣位な位置に立たされる可能性もあることから、基本的に人前で簡単に涙を見せようとは思いません。
②印象操作しているの場合
こちらの本音は最低な彼氏ほど隠し持っている本音で、涙を見せることで印象操作することは、自分の意見やわがままを押し通す武器となったり、または泣くことを彼女に認知させることで、ダメな自分をアピールし、ダメ男として支えてもらおうとしている本音が見られます。
例えば、ダメ男に引っかかる女性は、涙を見せたるなどのダメな自分をアピールすることで、彼女に「この人はこういう人である」との認知をさせ、ダメな自分が当たり前の環境で付き合いを続けた結果、彼女に貢がせたり支えられることが当たり前な、自分にとって理想的な環境を作り出すことができます。
他にも、涙を見せることで彼女が優しくなることを覚えた男性は、わがままを通すために涙を見せたり、かまって欲しい気持ちを満たすために涙を見せる、許してもらうために涙を見せるなど、計画的な涙であることが特徴的です。
よく浮気を許してしまう彼女ほど、浮気の謝罪とともに涙を見せる男に対して甘い決断をしがちですが、これこそ男性が計画的に見せる涙に騙されている瞬間で、男性からすれば涙を見せれば許してもらえると覚えることで、これからもどんどんと印象操作をしていくことになります。
自分は何もできないアピールをする人がいますが、こうした人が見せる印象操作の裏には、楽をしたいとか、許して欲しいなどの良くない本音が隠れていることが多いので、警戒心を持つべき相手だと覚えておきましょう。
③男女の意識が低いの場合
男女の意識が低い彼氏の本音は、特にそれほど意味を持ちませんし、何か後ろめたい気持ちがあるわけでもありません。
アピール面で考えてみると、「男だけど泣くことに対抗がないよ」とか、「男らしさ追求してないけど許してね」などの、自分は自分であることのアピールであると考えるのが妥当です。
男らしさを求めている女性からすれば、満たされない何かを感じる彼氏となるかもしれません。
④刺激を深く感じ取るの場合
感受性が高い彼氏から読み取れる本音は、とにかく物事に対して極端に感情が動きやすく、涙を見せるほど感情が高まっているからこそ、涙を見せていることです。
例えば、あなたが嫌な顔をしたことが原因で涙を見せたのであれば、それは「本当にごめんなさい」という強い気持ちが隠れていて、「本当に悪いことをしてしまった」という罪悪感が隠れています。
嬉しいことで涙を見せたのであれば、「嘘偽りのない嘘である」ことが分かり、感受性が高い人は喜怒哀楽が激しいので、とても分かりやすく嘘をつけない一面を持つため、涙はそれだけ大きな意思表示であると捉えるべきです。
このタイプは、本当にごめんなさいの意思表示が分かることも涙であり、本当に感動した時の意思表示が涙であることから、それだけ素直で分かりやすい人だと覚えておくと、感受性が高い彼氏に対しての理解が深まります。
【クズ男かも?】②男の見分け方とは?
口癖や同情レベルで判断すべし!
印象操作による涙を見せる人は、印象操作の中でも「哀願」と呼ばれる種類に当てはまり、哀願を使う人は「自分は助けられるべき人間である」とか、「弱い人間である」ことをアピールすることによって、相手に協力や同情を求める人です。
これは詐欺師や腹黒い女が使う心理テクニックでもあって、自分がいかに恵まれていない人物であるのかをアピールすることで、困っている人を放っておけない人を騙したり、大金を手に入れるための手段としても使われ、主に以下のような口癖や行動パターンが特徴的となります。
まず口癖は「俺はダメ人間である」とか、「俺は頭が悪いorバカだから」「俺はよく分からない」などの言葉であり、自分を卑下することで協力や同情を求め、自分にとって都合のいい環境を作り出そうとします。
行動パターンとしては、ダメ人間であることを理由に彼女にお願い事をしたり、面倒なことを押し付けるなどであり、自分にとって都合のいい願いを叶えるためにも、印象操作の哀願が有効となるわけです。
もちろん世の中には、自分に自信を持てないが故に「俺はダメな人間だ…」とネガティブ発言する人もいますが、こうした人の場合は「そうでもない」との否定的な言葉が欲しいだけなので、都合のいい願いを叶えようとはしていません。
自分を卑下することで都合のいい環境を作っていく男性は、ヒモ男であったり、わがままで自己中心的な性格が多いので、あまりオススメできない彼氏となるので、自分を守るためにもしっかりと知識をつけ、騙されないための知識としても覚えておきましょう。
印象操作以外は安心の心理
いかがだったでしょうか。
彼女の前で泣く彼氏はそれほど珍しいものでもありませんし、人は歳をとるほど涙もろくなったり、男性であれば歳をとるほど涙を見せることが恥でないことを理解するので、大人の彼氏ほど涙を見せやすいとも言えます。
捉え方を変えてみると、彼女の前で泣く方が良いと捉えることもできて、ペットが亡くなったにも関わらず一切涙を見せなかったり、感動エピソードに対して一切涙を見せない彼氏の方が、どこか冷酷で怖い人なのかもしれない…という不安が膨らみますよね。
あなたの彼氏が涙を見せたことは、それだけ思いやりがあったり、きちんとした感情を持っている証拠とポジティブに捉えると、彼氏のいいところがまた1つ増えてしまった人も、たくさん出てくるはずです。
それともう1つ、あなたとの思い出や感動エピソードに対して共感し、涙を見せる彼氏の方が、どこか優しさや安心感を得ることができることも、彼女の前で泣く彼氏の魅力と言えるのではないでしょうか。
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