困ってる人を助けるべきかどうか?判断基準4ステップを知ろう!


人生を長く生きていると、困っている人を助けるべきかどうか、という判断に悩まされる経験をすることは珍しいことではなく、どうすればいいのか分からずに、結局諦めてしまったという経験をした人も多いでしょう。

困っている人を助ける時というのは、案外勇気がいるものであり、一歩が踏み出せなかったりするものです。

そんな困っている人を助けることができる人とできない人の心理、または助けるべきかどうかの判断基準について、まとめていきます。

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まずは心理メカニズムを知ろう

傍観者効果

まず、助けられる人と助けられない人、どちらにも共通する心理が見られるわけですが、その心理こそが「傍観者効果」であり、これは生きていれば誰しもが一度は経験したことがあるであろう心理であります。

例えば、「見て見ぬふりをする」のも傍観者効果でありますし、「友達が助けたから自分も助けよう」と思うことも傍観者効果であるのです。

つまり傍観者効果とは、【周りの人が助けなければ自分も助けない】という効果のことであり、多くの人が見て見ぬふりをすれば、自分も周りにつられて見て見ぬふりをしてしまうのも、このためであります。

この傍観者効果は、実験にて様々な結果が報告されており、自分が一人でいる場合と、傍観者が複数人いる場合では、困ってる人を助ける確率が大きく変わるということが分かっています。

1981年にニューヨーク通りで行われた結果によると、通行人が一人であるときに助けてくれる人は85%であったにもかかわらず、通行人が5人以上となれば、35%まで減少してしまったという報告からも、傍観者効果が見て見ぬふりをする社会を作り出しているということが分かります。

しかしながら、傍観者効果があるにもかかわらず、困ってる人を助ける人は必ずいるわけですが、その違いを以下で見ていくことにしましょう。

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助けれる人の心理

助けられる人の共通する心理として、以下の3つの要因が考えられます。

  1. 共感性が高い
  2. 自分に対するメリットが大きい
  3. 時間と体力に余裕がある

上記の3つの要因が考えられ、共感性が高い人というのは無神経な人とは真逆のタイプでありますから、他人の感情に敏感になりすぎるがゆえに、利用されてしまうことも多くなるかもしれません。

自分に対するメリットが大きいというのは、例えば好きな人とのデートであれば、困ってる人を助けることによって、自分の評価があがるかもしれないといったメリットから、行動に出る人のことを指します。

 

助けれない人の心理

逆に助けたくても助けられない、または助ける気がないという人の心理は、以下の5つの要因が考えられます。

  1. 共感性が低い
  2. 恥ずかしい
  3. 批判が怖い
  4. 時間や体力に余裕がない
  5. 自分にメリットがない

1,4,5に関しては助けられる人の心理でお伝え済みですが、2の恥ずかしいということに関しては、他人から注目を浴びることが苦手であったり、注目されることに対して恐怖心を抱いている場合、困ってる人を助けたくても助けれない可能性が高まります。

3に関しては、注目を浴びたることで他人から嫉妬されたり、または偽善者を演じているように自身で感じることから、困ってる人を助けたくても助けられないという心理状況に陥ってしまうのです。

 

困った時の判断基準4ステップ

ステップ1

困ってる人を助けるべきかどうかの判断基準として、まず最初に「相手が本当に助けを求めているのかどうか」ということを疑ってみましょう。

例えば、小さな子供を連れてる母親が子供を抱きかかえて、大きな荷物を持っていたとしましょう。

すると当然両手は塞がり、扉を開けることに苦労するということが想定できますよね?

こういった場合は、「たとえ相手が助けを求めなくても、助けておけば力になれるだろう」という判断を下し、扉を開けてあげる判断を下すことで、人を助けることにも繋がります。

上記のような、比較的楽で簡単な判断基準の場合は、ステップ1の段階で、助けてあげるといいでしょう。

また、この段階で「助けなくても大丈夫/助けを求めてない」という判断を下したのであれば、ステップ2に移る必要性はなく、ここでしっかりと助けないという判断を下しましょう。

 

ステップ2

次のステップは、相手が助けを求めていたとしても、自分が困ってる人の助けとなるということは、当然助けるあなたにも責任が生じるかもしれないということになりますよね。

ステップ2では、「あなたが責任を引き受けるかどうか」の判断が非常に大事となり、どう考えても自分じゃ責任を負いきれないという場合は、困ってる人を助けないという判断をしてみる勇気も大事です。

「本当に自分が責任を背負ってまで受けるべき助けか?」ということをしっかりと見極め、困ってる人を助けるのか、それとも助けないのかの判断基準としましょう。

無責任に中途半端な気持ちで助けてしまい、その責務が果たせなかった時には、本来は困ってる人を助けた時に味わえるいい気分のはずが、責務を果たせなかった罪悪感から、憂鬱な気分を味わってしまうかもしれません。

つまり、自分には責任を果たせる自信がないと思った場合は、無理をせずに助けないという判断を下してみるというのが、ステップ2の判断基準となります。

 

ステップ3

ここでは、「困ってる人を助けることに価値があるのか?」という疑問を抱いてみてください。

困ってる人を助けることは当たり前だ!という考え方の人もいるでしょうが、以下のような状況に遭遇した時、果たしてそのような考え方のあなたであっても、助けるという選択肢をとるでしょうか?

例えば、「強面の人が怒鳴りつけるように怒り、相手が完全に委縮してしまっている」ような場合、多くの人が「自分に危険が伴うリスクが大きくなる」といった判断から、困ってる人を助けないという選択肢をとっています。

他にも、「困ってる人を助けるためには、自分の時間を1時間も犠牲にしなければならない」とか、「助けることは、自分にとってはデメリットだらけだ」といったことは、助けないという判断を下す基準となります。

また、価値というのは自分にとっての価値観でもありますから、「助けたい仲間だから助ける」という単純な考えを、判断基準としてみるのもいいでしょう。

 

ステップ4

最後は、「困ってる人に対して解決策を出せるのか?自分が協力をして足を引っ張らないのか?」という分部を基準に、判断してみましょう。

これは困ってる人の内容にもよりますが、警察に相談することで解決できることや、お金を多く払えば解決できたことなど、あなたが手を貸さなくても解決できる方法を導き出し、それを提示することができるのであれば、助けるといいでしょう。

もしもどうしても力になりたいといった場合は、自分以外で力になってくれそうな人を紹介するなどの方法で、困ってる人の力になってあげるといいです。

自分が助ける能力がないにもかかわらず、無理をして助けようとした結果、足を引っ張ってしまうことにならないように、ダメな時にはしっかりとノーを口にすることが大事となるので、確実に自分には出来ないということが分かっている場合は、断る選択が必要となります。

 

お節介には気をつけよう!

迷惑であることも…

困った人を助けるのか助けないのかという判断基準をお伝えしましたが、世の中にはお節介な人というのもいて、やはりあまり好ましい評判を受けることはありません。

お節介な人というのは、余計な口出しや行動が多く、さらには他人を干渉しすぎる傾向にあります。

困った人を助けることは悪いことではありませんが、特に好きな人や人気者になりたい、さらには自分に大きなコンプレックスを抱いている人ほど、自己評価を上げようとお節介になってしまうことがあるので、ここは要注意しておかなければなりません。

助けたつもりが迷惑行為や、相手をさらに困らせるようなことへと繋がれば、あなた自身にとってもメリットがありませんので、相手が本当に助けを必要としているのかどうかを見極め、そして自分なりの結論を相手に押し付けないことを心がけましょう。

悪気はないということは分かっていても、やはり相手を困らせることには間違いないのです。

 

助ける力が必要です

いかがだったでしょうか。

困ってる人を助けるかどうかと迷う前に、自分自身が助ける力がなければ、人は助けることができないという現実があります。

当然少しでも力になってあげたいという気持ちは大事であり、少しでも力になれる可能性があるのであれば、行動を起こしてみることが最も素晴らしいように思えます。

こういった気持ちは純粋な気持ちで動く子供に多く見られ、どうしても損得勘定で動いてしまう大人たちの心を動かし、そして時には教えられることも多いです。

しかしながら、大人になるとそれだけでは上手くいかないことも多く、さらに無責任ではいけないという立場である大人にとっては、子供のような純粋な気持ちで動き、困ってる人を助けるということは難しいのかもしれません。

できる限りの範囲内で、困ってる人の力になれるのであれば、そこを選択するのが最も無難な選択であるといえるでしょう。

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