女っぽい男に対して、キモいと思う女性がいることは間違いありませんが、一方で女っぽい男の魅力に魅了され、惚れてしまう女性がいるのも事実です。
この1ページでは、女性的性格とはどのような性格なのかについて、ドイツの心理学者ハンス氏が述べた女らしい性格の特徴を述べると共に、どのような性格の女性が相性が良いのかについて、心理学の視点から考えてみましょう。
決断力のある女性
他人の暗示や示唆によって決断する男は、自分がない女々しい男であると捉えることもできるため、男性目線からすれば女っぽい男であると判断されかねず、劣位な位置に立たされることを嫌がらない男性ほど、男らしさがないとも言えます。
本来男性は、競争心が強く優位な位置に立つことで優越感や安心感を得たい傾向にありますが、すぐに他人の暗示や示唆によって決断する男性には、このような男らしさがみられません。
オカルト宗教を例に挙げてみても、上に立つものが男性であることが多いのも、男が基本的に優位な位置に立ちたい性質を持つ証拠であり、これは心理学や脳科学でも証明されています。
こうした決断力がない男性と相性が良い女性は、他人の考えよりも、自分の考えで決断する力がある女性であり、これは男性的性格でもあります。
女性は協調性が強く、大勢で協力して達成することを好む傾向にありますが、決断力がない男性に対して独自で決断する能力に長けている女性は、一緒にいてもイライラすることも少なくなるのです。
感情に流されない女性
女っぽい男の特徴の2つ目は、感情に流されてしまう一面が見られることであり、物事を冷静に判断する能力に欠けている男性は、女っぽい女性であるとハンス氏は述べます。
昔であれば、男は感情に流されずに男らしく生きることこそが、強くモテる男であるとの認識が強く、男らしく生きなさいと両親から聞かされて生きてきました。
よって、女性が感情に流されパニックになった際に、 理知によって冷静に物を考え、行動する能力に長けた男性は、頼りがいがあるたくましい男であるため、女性が好みやすいタイプであるとも言えます。
こうした感情に流された挙句、冷静に物事を考えて行動できない男性との相性が良い女性は、感情に流されずに冷静に行動できる女性であるといえ、男性的性格をカバーすることができます。
頼りになる妻と、頼りにならない夫のバランスが良いと評価されるのは、こうした理由が存在するのです。
理論的に考える女性
男は理論的、女は直感的に考えると昔から言われていますが、これは事実であります。
女は勘が鋭く、男の浮気や変化にすぐ気がつくのもこのためであり、直感的に怪しいと感じれば浮気を疑う女性と、理論的に自分を愛しているから疑わない男性との違いが、分かりやすい例となるでしょう。
つまり、直感的に考える男性ほど浮気に敏感であるとも言えそうです。
相性が良いとされる女性は、理論的に考えることができる女性であり、どちらも直感的に考えてしまう場合、直感で突き進むことはリスクを伴います。
そうしたリスクを補えるのは、理論的に考えることができたり、他の考え方ができる女性であるため、男性的性格の1つである理論的に考えることができる女性の方が、互いに補うことができるバランスの良いカップルになりやすいのです。
客観的に見れる女性
自分の意見を交えることなく、客観的に物事を見れるかどうかで男性的性格であるかどうかを判断できます。
特定の立場にとらわれずに、物事を考えることができるのは、その人の性格によるでしょうが、女性の場合は他人の気持ちを深く理解し、その気持ちを共感してあげる能力に長けているため、特定の立場にとらわれてしまうことが多くなりやすいです。
女っぽい男の特徴の4つ目は、他人の気持ちがよく分かり、その気持ちを共感する能力に長けている男性であり、これは女性からすれば優しく、安心感を得れる男性であると言えるでしょう。
一方で、他人の気持ちがよく分かる女性は、感情に訴えかけられると弱く、詐欺の被害に遭いやすいのも女性であります。
つまり、特定の立場にとらわれずに、物事を考えることができるの女性であった方が、男女互いの穴埋めをするという部分に関して考えると、非常に相性が良いと言うことができるのです。
中性的な見た目が好きな女性
外見的な相性の良さを考えると、中性的な見た目が好きな女性であった方が、女っぽい男との相性は良いとされます。
アッペルバッハ氏が唱えた「性的牽引の法則」によると、男性要素が3/4と、女性要素が4/1であった場合は、それほど容姿にも中性的な部分が見られにくいと言いいます。
しかし、男性要素が4/3を以下になってしまった場合、生物学的には男性であっても容姿が女っぽくなっていき、丸い体つきであったり、体毛が少なくなったり、唇がふっくらするなどの、女性的な特徴が多く現れるとアッペルバッハ氏は述べます。
つまり、女性要素が多い女っぽい男というのは、中性的な容姿である確率が高いと考えることができ、中性的な見た目が好きな女性や、それほど気にしない女性ほど、外見的な嫌な部分が増えていかないため、相性が良いと言えます。
女性的性格とは、以下の5つである
いかがだったでしょうか。
最後に、ハンス氏が唱えた女性的性格の5つを紹介しておきます。
- 直感的に物事を見ることができる
- 流行に敏感である
- 他人の気持ちに敏感である
- 他人の意見や命令で判断する
- 理知よりも感情で生きる
基本的に、女性的性格が多く見られる男性ほど女っぽい一面が見られやすく、男性的性格が多く見られる女性ほど男っぽい一面が多く見られます。
ここから分かることは、男性的性格が多く見られる女性の方が、女っぽい男は相性が良くなるということです。
互いに弱点を補い合うことができるカップルは、長続きしやすいカップルの共通点でもあるため、趣味や育った環境などの共通点を除いて考えた場合、男っぽい女を求めることが長続きする相手を探すコツともなるでしょう。
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