恋愛

切ない気持ちになる心理と解消法

「叶いそうなのに、届かなかったあの恋…」、「思いやりのない恋人の行動…」など、恋愛と切ない気持ちというのは、関係性が必要に強いです。

切ない気持ちになる時というのは、どこか胸が苦しいような圧迫された気持ちとなり、満たされない思いをなくすことができないまま、1日が終わってしまうということは非常に多いだけに、心理学の視点から原因を考え、そこから効果的な対処法を導き出していきます。

切ない気持ちになる心理

大事にされない切なさの可能性

大好きな片思いの相手が既婚者であったとか、体だけの関係であることを理解している、こうした都合のいい相手であることが発覚しているにもかかわらず、離れることができない時に、多くの人は切ない気持ちとなってしまい、やがてこの切ない気持ちは憎さへと変わっていきます。

例えば、男性がストーカーとなって事件を起こしてしまうのは、愛情の大きさの裏返しでありますし、女性が元恋人のことを凄く悪く言ったりするのも、愛情の大きさの裏返しなのです。

人は大事にされないということが分かっていても、「この人が憎いほど好きだ」という矛盾の感情を抱く時ほど、自分の無力さに切ない気持ちとなり、胸が苦しめられる思いをすることとなります。

恋は盲目と言いますが、まさにこれが典型的例であるとも言えるでしょう。

 

現実と理想を受け入れられない可能性

例えば、大好きな人にバレンタインチョコを作ったにもかかわらず、その人が恋人と一緒に歩いている姿を目撃してしまった。

こうした時に、現実と理想の間に切ない気持ちとなってしまい、悲しすぎる現実を受け入れることがなかなかできません。

他にも、可愛い好きな人がイケメンと付き合ったという情報を聞いたり、他の男性とたくさん話している姿を目にするなど、自分では手の届かない人なんだろうという気持ちが、切ない気持ちをより強めていきます。

このようなケースでは、自分がもっと顔が良ければ…などといったネガティブな感情から、自分が嫌いになってしまう原因を作ってしまうこともあるために、自分を責めるようなことは極力避けておくことが大事となります。

失って気づく悲しさの可能性

恋愛というのは、追えば逃げていくものであり、終われれば逃げたくなるという法則があり、同じような恋愛を経験したことがある人は多いことでしょう。

なぜ人は、逃げられると追いたくなるのかといえば、それは相手を失うと同時に、急に相手の価値に気づいてしまう心理が関係しています。

どれだけいい人であっても、あなたが追われている状態であれば、デートに誘われることや一緒に寝ることなどは、当たり前のことであると思い込んでいる状況であるだけに、相手の存在の大きさに気づくことができないのです。

さらに人は、失ったという感情からくる苦痛の方が、得をしたという満足感よりも大きいために、大事な人があなたの前から去っていくことによって、胸が苦しめられるような切ない気持ちとなってしまっているのかもしれません。

大好きな人と付き合った時よりも、別れた時の方が辛い気持ちが大きく、もう恋はしないという気持ちになってしまうのが、この代表例です。

 

美化してしまっている可能性

いつまでも別れた元恋人のことが忘れられない、また付き合いたいと思っている人は、別れた後であるにもかかわらず、相手に執着を抱いてしてしまっている現状であり、喪失感や自分に対しての無価値感を抱いています。

切ない気持ちになってしまっている心理としては、元恋人だけでなく、過去の自分にも執着してしまっている可能性も考えられ、特に男性は過去の恋人を美化してしまう傾向が強く見られるために、思い出を捨てきれずに、切ない気持ちになりやすいです。

美化した元恋人のことを思い出して、あ〜もう自分の元には帰ってこないのか…という失恋の切なさは、こうした部分からきているというわけなんですね。

また、別れる前に元恋人に言われた一言が頭から離れずに、胸が苦しくなるような後悔と気持ちを抱いている可能性も考えられます。

 

すっきりとしない可能性

すっきりとしていない可能性とは、片思いの人や好きな人とデートの帰り際に、どこか切ない気持ちになってしまうケースが当てはまります。

切ない気持ちとは、やりきれないような思いを抱くことでありますが、デートの帰り際に、「もう少し一緒にいたいけど…」という本心とは裏腹に、相手と別れてしまう時に感じる心理であり、すっきりとしない気持ちを抱えているさまとは、まさに切ない気持ちを抱いてしまう瞬間であります。

このパターンの、最も多くの人が共感できる切ない気持ちといえば、元恋人と会える最後のチャンスの帰り際であると言え、ドラマや映画などでも、こういった最後の別れ際のシーンというのは、心にグッとくるものがありますよね。

また、学生時代に転校が決まり、恋人と別れることとなったり、思いを伝えられないまま転校した時なども、こちらに当てはまります。

このように、やりきれない思いで気持ちが大きく動く瞬間というのは、気持ちが強ければ強いほど、胸が締め付けられるような思いに繋がります。

 

効果的な解消法

思い切った気分転換をする

切ない気持ちからおさらばするためには、思い切った気分転換が効果的であり、ちょっとした失敗から立ち直る時などは、多くの人は気分転換という方法を選択しがちですが、胸が苦しめられるような思いをしている時というのは、視野が狭くなり、部屋に引きこもってしまうことは珍しいことではありません。

特に物事を悲観的に捉えてしまいがちの人は、ネガティブな感情が頭から離れずに、ダメなことが連続で起こりやすいという傾向があるために、思い切った気分転換をとってみる必要があります。

例えば、カラオケで切ない歌詞に共感しながら歌うこともいいですし、誰かに近くにいてもらうのもいいでしょう。

とにかく行動してみることが大事であり、切ない気持ちを心の中に閉じ込めておくだけでは、立ち直りもそれだけ遅くなってしまいます。

特に男性は問題を心の中に閉じ込め、一人で解決しようとする傾向があるだけに、友達に頼ってみるなり、自分が本当に今したい遊びなどをしてみるといいでしょう。

 

受け止め方を変える

受け止め方を変えるだけでも、胸が苦しい思いや、やるせない思いへの対処となります。

例えば、失恋をして病んでいるのであれば、「大失恋を経験したことによって、自分は強くなれた」というプラスの部分を見てみることで、「次の恋愛はもっと積極的に自分をアピールできる」というポジティブな考えにも繋がってきます。

そのためにも、まずは切ない気持ちにさせている原因を突き止める必要があり、なぜあなたは苦しめられているのか?という悪の正体を見つけてみましょう。

心理学では、ネガティブなことばかりを考えると、実際にその通りに行動しやすく、ポジティブなことばかりを考えると、実際にその通りに行動しやすくなる、ということが実験結果が出ていることからも、これからの人生を良い方向へと向かわすためにも、受け止め方を変えてみましょう。

 

執着を手放す

元恋人のことが忘れられない等で、切ない気持ちになっているのであれば、とにかく執念を手放して美化の魔法をとかないといけません。

そのためにも、まず最初にすべきことは「1.目標を明確にする」ということ。

目標を明確にするということは、脱執着へのゴールを決めるということでありますし、何よりやることを明確にすれば、少しずつ自分に対する無価値感などを手放すことができます。

自分が次にどのような人生を送っていきたいのか?ということを明確にするといいでしょう。

次に「2.自分の現状を見直してみる」ことをしましょう。

現状を見つめ直すということは、現状を受け入れることであり、それが例えネガティブな感情であっても、素直に受け入れてください。

そうすれば、案外あっさり執着心を無くすことができ、いつまでもネチネチと問題を引きずっている自分とおさらばすることに繋がります。

最後に、「3.実行」しましょう。

目標達成のために行動するということであり、とにかく一つ一つ確実に前に進んでいけば、やがて執着心は薄れていくはずです。

 

人生は良い時もある

いかがだったでしょうか。

人生というのは、良い時も悪い時もありますが、たくさんの経験を経て人は成長していくものです。

焦らなくとも、切ない気持ちというのはやがて薄れていくので、しっかりと原因を追求し、そして対処法を実行してみましょう。

焦ってしまったところで、うまくいくとは限りませんし、何もしなくとも明日になれば、その感情は薄れている可能性だってあるのです。

明日のことなど誰にも分からないのですから、できるだけいい方向に考えてみる方が、得することも多いのではないでしょうか。

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