下ネタに対して「気持ち悪い」と素直に思う人や、「うわぁ。こんな人苦手だわ。」と引いてしまう人がいますが、下ネタ好きな人と嫌いな人の心理には、どんな違いや本音が隠れているのでしょうか。
基本的に下ネタ嫌いは女性に多いように思われがちですが、これらの心理を全て解くことで、女性の方が下ネタ嫌いが多く感じる理由が、明確に分かる1ページとなっています。
また、下ネタ嫌いな人の心理を知ることは、【下ネタ好きな人の恥ずかしい本音を暴くこと】にもなるため、こうした一面にも注目しつつ、楽しみながら読み進めていきましょう。
目次
下ネタ嫌いで苦手な心理〜好きとの違い
笑かすことに消極的
下ネタ嫌いで苦手な人の心理には、「下ネタを話すことで笑わせる必要がない」と感じており、下ネタによるユーモアさを必要としておらず、むしろ笑えない下ネタが苦手であるために、自ら口に出すことをしようとしません。
良い例が、面白いと評価される人ほど下ネタを口にしたり、面白さに価値を置いてる人ほど下ネタが好きなことにあり、男性ほど面白さを追求する人が多いために、下ネタ好きが多くなると考えられます。
男性にとって面白い人はモテる人にも繋がる重要な特技であるのに対して、女性はモテるためには面白さを重視されない傾向があるために、下ネタで周りを笑かすことを選択しにくいのです。
下ネタ嫌いな人ほどユーモアさに欠けたり、何事も真面目に受け止めてしまう性格である人が多いのも、こうした「下ネタ=笑わせるための手段である」と捉えていないことによって、そのままの意味を受け入れてしまうことで、リアルな想像をしてしまった結果、嫌な気持ちや苦手意識が強くなってしまうわけです。
故に、下ネタ嫌いで苦手な人は、笑える下ネタに対してはそれほど嫌悪感を覚えない一方で、実体験などの生々しい話をされることが本当に苦手で、どう対応したらいいのかすら分からないほど、遭遇したくない場面の1つであると思う人が多いです。
また、女性は比較的ユーモアセンスがなく、ブラックジョークや自虐ネタ、日常のエピソードで笑かそうとする人が少ないのも、下ネタ嫌いで苦手な人が女性に多い理由の1つとなります。
ノリや場を盛り上げる意識が薄い
下ネタを話す場面はどのような場面であるのか?を考えてみると、男性であればその場を盛り上げたり、ノリが良い人だと思われたい時に、下ネタトークをしてしまうことが多くなります。
下ネタ嫌いで苦手は人の2つ目の心理は、下ネタに反応することで、「ノリがいい」と思われたい気持ちが薄く、「その場を盛り上げようとする気持ちが薄い」人であるとも言えます。
ユーモア溢れるジョークをたくさん口にする人ほど、下ネタに対してノリでユニークな返事を返したり、その場を盛り上げようと笑える自虐ネタを口にするものですが、下ネタ嫌いで苦手な人はその必要がないと感じている人です。
例えば、「下ネタトークは男性陣が盛り上げてくれればいい」とか、「下ネタで盛り上げる必要はない」と感じることで、下ネタよりも自分にとって価値の高いことを優先し、普段から下ネタに触れる回数が少ない人であると考えられます。
よく女性であっても、「好きな異性の前では下ネタに愛想笑いする人」がいますが、これは男子と仲良くなりたい気持ちの表れで、「私はあなたの見方である」とアピールし、自分との相性が良いことを証明している最中の行動なので、下ネタ嫌いで苦手な人が絶対に笑わないのかと言えば、そうではないことが答えとなります。
また、普段仲良くしてるグループが下ネタトークが少なく、仲間意識の印として話題を共有することが少ない人も、慣れない下ネタトークが嫌いになってしまったり、ついていけないことで苦手意識がつくことも、可能性としては考えられます。
他者との違いを強調したい
女性であっても下ネタに食いついたり、自虐ネタのように下ネタ暴露をしてしまう女性がいますが、こうした人の心理には「目立ちたい」という気持ちや、「自分は他の女性とは違う」という本音が隠れており、これは男性にも言えることです。
逆に男性は基本的に下ネタが好きなわけですから、下ネタ嫌いで苦手なことをアピールすることは、「自分は他の男のような下品な人間とは違う」ことを強調し、自分が特別な存在であることを証明しています。
下ネタ嫌いな男性を簡単に言い換えると、ナルシストで自己評価が高い人に当てはまり、女性の場合は、男性と下ネタで盛り上がれる強みを見せているわけですから、こちらもナルシストで目立ちたがりな性格が特徴的となります。
よくよく考えてみると、ナスシストな人ほどクールな自分を演じたり、下ネタに興味がない格好良さをアピールする男が多かったりするのではないでしょうか。
それともう1つ重要となるポイントは、女性であっても普段遊ぶグループが下ネタ好きであるにもかかわらず、自分は下ネタが嫌いだということをアピールしている場合も、他者との違いをアピールしている可能性があることです。
このタイプは、本心ではそれほど苦手意識がないにもかかわらず、素の自分を見せることができずに、強がることで他者との違いをアピールしてしまった結果、引き返せないほどキャラが定着してしまい、周りから「下ネタ嫌いだもんね」と思われ続ける人であります。
リスク回避のため苦手意識がつく
リスク回避とは、下ネタに興味を示すことで「下品」だと思われたり、「軽い人」だと思われるリスクを回避し、自分が見せたいイメージを守ることです。
特に女性が下ネタに興味を示すことは、「軽い女」だとか、「やれそうな女」だと評価されることに繋がりやすく、これは男性よりも女性の方が思われやすいことは、言うまでもない事実です。
さらに女性は自分のキャラを使い分けることが上手で、人によって見せる顔を分けれるのは、女性の得意分野であるため、下ネタ嫌いで苦手なのは表向きな顔であって、本当は大好きである人も世の中にはたくさんいることでしょう。
こうした自分のキャラを使い分ける人は、その場にあった自分を演出することがとても上手で、下ネタ好きでノリがいいグループに所属する際には、下ネタ好きな自分を全開に出してることも珍しくありません。
これは強調性が高く、人間関係を円滑に保ちたい平和主義者ほど働きやすい心理で、いつもキャラが変わってしまう人が、下ネタ嫌いで苦手であると発言した時には、こちらの可能性を疑うのがいいでしょう。
誰でも印象操作によって自分の見せたいイメージを与えているものですが、これは男性よりも女性が得意とする、恐ろしい特技とも言えそうです。
相手を試す方法という認識がない
笑わせることに消極的であったり、盛り上げることをそれほど重視しない人ほど、自己意識がそれほど高くない傾向にあり、これは逆を考えると説明は簡単です。
自己意識が高い人は、自分がどう思われているのか?という意識が高い人でありますから、下ネタやユーモアを口にすることで相手の反応を探り、笑ってくれたり良い反応が返ってくることで、「自分は嫌われていない」ことを確認しているのです。
下ネタ嫌いで苦手な人の場合は、「下ネタに対して、相手が自分をどう評価しているのか?」を知るための手段として考えておらず、これは特に男性ほど当てはまりやすい心理となっています。
普段から人を笑わせることに高い価値を置いていなかったり、「自分は他者と同じだ」という安心感を得たい気持ちが弱い人ほど、下ネタやその場のノリに合わせる気持ちが弱く、笑いに積極的な性格とはかけ離れやすいです。
つまり、下ネタ好きな人ほど相手からの評価に敏感で、自分は周りと同じで仲間でい続けたいという気持ちが強く、同調行動を好むタイプだと言え、たとえ下ネタ嫌いで苦手な性格であっても、いつも周りに合わせて無理ばかりしてしまう人も、同じく同調行動を好む性格の持ち主であることが分かります。
性的コンプレックスがない/ある
下ネタ好きな人の中でも、よく下ネタ自慢する人がいて、自分はどれだけ多くの異性と寝たことがあると自慢したり、自分のテクニックなどを生々しく自慢する人がいますが、こうした人は性的コンプレックスが強く、周りと比べて恋愛や性経験が少ないために、あえて自慢することでコンプレックスを隠そうとしているのかもしれません。
逆を言えば、下ネタ嫌いで苦手な人は性的コンプレックスがそれほどなく、これまで十分な恋愛経験を経てきているために、自分を大きく見せる必要もないし、自慢話で自尊心を回復する必要もないのです。
他にも、モテる人ほどその環境が当たり前であるので自慢することがなかったり、本当の遊び人ほど当たり前なので自慢することが少ないことと同じく、過剰なアピールはコンプレックスの裏返しとも言えます。
そして注意すべきもう1つの可能性は、下ネタ嫌いで苦手なこともコンプレックスの裏返しであることもあり、冗談交じりの軽い下ネタに対してすぐに悪口を言ってしまったり、モテる人に対して悪口を言ってしまう場合は、コンプレックスが強いことを疑いましょう。
コンプレックスが強い人が悪口を言うことは、自尊感情を回復させることに加えて、自分に自信がない部分を攻撃することで、自分自身を守ることができるのです。
もしも、周りよりモテないと思い込んでいたり、恋愛経験が浅い、異性との触れ合いに慣れていない人の場合は、こちらが原因である可能性も頭に入れておきましょう。
その場を上手に回避する方法【厳選3つ】
相手の興味が高い話題への質問
相手の興味が高い話題にそらすことで、相手は下ネタのことよりも詳しく語りたい気持ちが勝り、どんどんと関心が高いことを語らすことが可能です。
例えば、野球が好きな男性の場合は、春のキャンプには足を運んだことはあるのか?球場に足を運んで応援するのか?などの話題にそらすことで、興味が高い話題の聞き役となることができます。
そのためにも、まずは相手の興味の高い分野をリサーチする必要があり、これは人付き合いや恋愛でも応用可能な便利な対処法です。
人は共通点があるほど親近感が増し、好感度が上がりやすいので、ぜひ好感度を上げるついでとしても、関心が高いことをリサーチしておきましょう。
関連性の高い話題への質問
下ネタと関連性の高い話題といえば、恋愛でありますが、恋人との今の関係や自分の恋愛事象を話すなどして、違和感のない話題のそらし方をマスターしておきましょう。
これはとっても簡単で、相手の隙を見て「そういえば」というセリフを使うことで、下ネタと関連性の高い恋愛関係への話題へと変えてしまい、後は自分のペースで聞き役や話し役をすれば、相手を不愉快にさせない対処法となります。
それでもしつこく下ネタを話してくる相手は、対人感受性が低い、いわば無神経な人でありますから、その後の関係を考え直してみるのも大いにありです。
あなたの気持ちに気づけず、自分が良ければそれでよしという相手とは、付き合い方を考えることも非常に効果的な対処法となります。
相手を認める/褒めておけば良し
下ネタ嫌いでどうしても話題をそらせない場合は、真剣に聞くことを諦めて、適当に褒めておくことを重点におきましょう。
人は誰しも認められたい欲求を持っていて、褒められることでその欲求を解消し、自分を認めてくれる人を好きになりやすいのは、人であれば誰でも共通する心理傾向です。
ここで注意すべき点は、褒めることで調子に乗って長々と話されても困るので、トイレに行ったり電話のふりをしてその場を一旦離れ、相手の気持ちを落ち着かせましょう。
テンションが高い時に、違う話題を作ることは空気が読めないと思われがちですが、これを相手に感づかれないように上手く回避し、相手を落ち着かせてしまえば、後は話題を変えてしまうだけでOKです。
【まとめ】下ネタ嫌いのメリット/デメリットとは?
メリット/デメリット一覧
いかがだったでしょうか。
最後にメリットデメリットについて、分かりやすくまとめていきます。
デメリットは心理でも何度か触れましたが、まず①ノリが悪いと思われてしまうことが、下ネタ嫌いで苦手なデメリットです。
もちろん生々しい話や、気持ち悪い下ネタは誰もが嫌気をさし、話を変えようと試みるものですが、最初から拒否反応を示してしまうことは、「ノリが悪い人だな〜」と思われるきっかけとなることは間違いありません。
次のデメリットは、②面白みのない堅物だと思われることにあり、下ネタを一切拒否するなど柔軟な対応ができない人は、真面目で融通の利かない人だと思われやすいです。
一方メリットは、①上品に見られやすいことにあり、遊び人や下品というイメージを与えないことに繋がりますが、これはあくまで印象操作が成功した時の話であり、印象操作が失敗してしまうと、上記で述べたように「ノリの悪い人だ」との評価に繋がりかねません。
印象操作を失敗させない大事なポイントとしては、上手に柔らかく、相手に不愉快な思いをさせない断り方をすることにあり、上手に話をそらしたり、ある程度は話を聞いて笑っているだけでもOKです。
基本的に下ネタ嫌いで苦手な人は、ある程度付き合ってあげるくらいの大きな気持ちで、相手と接することが最も無難で好印象を与えやすく、世渡り上手な人となれる重要ポイントです。
だからこそ、その場を回避する自分なりの方法をいくつか見つけておき、いつでも話から離脱できる自分流の方法を身につけておけば、今後の人間関係をぐっと楽にさせることは間違いありません。
また、「危険な男の見分け方とは?これで一発回避も余裕!」もセットで読んでみませんか?
絶対近寄るべきではない危険な男の特徴を述べ、自分を守る知識をつけてみましょう。
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