「好きなのに別れてしまい、自分の本当の気持ちが分からない」人もいれば、「好きだけど別れようと終わりを告げられ、振られてしまった理由が分からない」と頭を悩ませる人もいるわけですが、心理学の知識を使えば、原因を追求することは簡単なことです。
なぜ”好きなのに別れる男が多いのか?”という理由について、男の本音を暴露していきましょう。
目次
典型的パターンは過去の喧嘩
女性と男性が口喧嘩をした場合、どちらが強いのか?と質問されると、あなたはどちらであると答えるでしょうか。
答えは女性であり、脳の作りの違いにより女性の方がコミュニケーション能力に優れ、過去の嫌な記憶なども長期的に覚える能力に長けているため、口喧嘩が始まると同時に過去の嫌なことを思い出し、男性にとっては済んだと思い込んでいたことを、再びほじくりかえされる結果となることが非常に多いです。
口喧嘩となってしまえば、男性は口では勝てないことに加え、過去をほじくり返された結果、「自分がどう変わればいいのか、またはどう直せばいいのか分からない…」と悩んでしまい、怒りを爆発させてしまうのです。
そうして怒りを爆発させると、攻撃的な性質を持つ男性は、好きなはずが人格否定をする行動に出てしまい、DVやモラハラに繋がることもしばしば。
また、男性は道を引き返すのを嫌がる傾向が見られますが、これは自分の行動を肯定したがる心理が働き、自分の行動が正しかったと思い込みたい男性の心には、「認知的不協和の解消」が行われるようになるのです。
「認知的不協和の解消」とは、自分の信念や行動を否定されることによって、受け入れがたい事実を変えるためにも、新たな事実を作り出そうとすることです。
つまり攻撃的になってしまった男性の心理には、「好きではないから攻撃したのだ」という新たな認知を加えることで、好きなのに別れる理由を作ってしまうことに繋がります。
こうして新たな認知を作ることによって、好きなのに別れてしまうきっかけを作り、引き返せない結果を生み出すことになってしまうのです。
性欲が満たされない
次に考えられる心理としては、性欲が満たされないために別れる、または何らかの欲求が満たされないが故に別れを選択する心理です。
そもそも男性は常に体を求めていて、自分の子孫を残すためには射精することが最も大事であるため、男性はとにかく相手よりも出すことを第一に考えます。
女性と男性では価値観が全く違うため、少しショックを受けた方もいるかもしれませんが、これは事実です。
例えば、長距離恋愛で会える回数が少ない、いつまで経っても体を許してくれない、求める演技をしてくれないなどの理由から、まだ気持ち的には好きである感情が残っているけれど、別れを選択する男性は必ず存在します。
男性の性衝動は身勝手なもので、自分自身でもコントロールが難しいものなのです。
可能性を残しておきたい
“好きだけど別れる”という言葉は上辺だけの嘘であり、本心は「まだ付き合える可能性を残しておきたい」とか「体の関係でい続ける可能性を残しておきたい」と感じているのかもしれません。
「まだ付き合える可能性を残しておきたい」とは、他にも魅力的に感じる人物が現れた場合、好きだけど別れると告げることで、もう一人の魅力的に感じる人物に振られた時に、またやり直せる可能性を残しておこうと考えることです。
「体の関係でい続ける可能性を残しておきたい」については、相手に復縁できるかもしれない期待を持たせることで、体の関係を続けたいと思うことです。
どちらにせよゲスな考えであるため、こちらに当てはまっていた場合は、そんな男に振り回される前に、自ら関係を断ち切るべきです。
男は恋愛と結婚は別に考える
男性にとって恋愛と結婚は全く別として考えるものであり、男性は女性以上に恋愛と結婚相手を選ぶ基準が大きく異なります。
基本的に恋愛は男性にとっては”遊び”と位置付けることが多く、外見やセクシーなどの条件で恋人を選ぶことが多いです。
一方で結婚の場合、家庭を任せれる知的な部分があるのか?一生連れ添いあえる性格なのか?価値観が合う相手なのか?などの条件を重視するようになるため、しっかり者の女性が選ばれやすくなります。
つまり、結婚も考えていた彼が、好きなのに別れる選択をした場合は、彼にとってあなたは結婚相手にふさわしくないと思われ、深く傷つかないようにセリフを述べたと考えるのが一般的となるでしょう。
チャレンジしたいことがある
男は自分の殻に閉じこもると言われがちですが、基本的に男性は悩みを心に隠し続け、解決策がでるまで外に出そうとはしません。
好きなのに別れる理由は、実は他にやりたいことが見つかった結果、恋人よりもそちらを優先したい気持ちがあるのかもしれません。
例えば、海外留学や世界を旅することなど、恋人がいることでチャレンジできない自分の夢を叶えるために、別れの選択をする男性も少なくありません。
しかし、こちらの場合はチャレンジするとの答えが出ているため、男性は自分の殻に閉じこもる必要がないので、普通であればこうした理由を告げて別れることがほとんどでしょう。
つまり、こうした理由を告げていない場合は、こちらに当てはまる可能性は非常に低いと判断することが妥当です。
居心地が悪い
居心地が良い相手と悪い相手がいますが、居心地が悪いと感じることを隠しつつ交際を続けることで、好きなのに別れる原因となることは十分にあり得ます。
居心地が悪くとも好きという感情が残っていれば、別れるべきか悩む人はたくさん出てくると考えられますし、何より居心地が悪いだけで嫌いになることも難しいですよね。
居心地が良いのかどうかは、ちょっとした価値観の違いや育ちの違いであることが原因となるため、完全に嫌いとはならずに、好きだけど別れたいと思うことに繋がりかねないのです。
包容力がなかったり、気遣い下手であるなどの理由から、徐々に気持ちが離れていく恋愛を経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
NOを言い出せない可能性も
相手のことを思ってNOを言えない人がいますが、このタイプは本当はもう好きではない本心を伝えことで、相手が傷つくことを恐れた結果、優しさの嘘をついているのかもしれません。
相手を無駄に心配させないための嘘や、辛い思いをさせないための嘘なども、こうした優しさの嘘に当てはまります。
相手の気持ちを考えると、中途半端な気持ちにさせておくことは最も罪深いと考える人もいるため、この選択肢が正解なのかどうかは分かりませんが、きちんと伝えることが次のステップに進むきっかけとなることは間違いありません。
好きだけでは付き合えないこともある
いかがだったでしょうか。
好きなのに別れる本当の理由は、本人にしか分からないことでありますが、別れた以上は次の恋に進むべきです。
好きなのに別れる=復縁してもすぐに別れる可能性もありますし、何より好きだけど別れるべき理由が彼にはあるため、ちょっとのことでは復縁は難しいと思っておいてください。
本当に好きなのに別れを告げた場合、彼には相当強い意思と覚悟が芽生えていることでしょう。
次のページでは、「避けられる女がとる行動パターン10選」について、男に嫌われやすい行動パターンを紹介していきます。
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