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自分がない人の心理~病気やメカニズム等の9の秘密を知ろう!

自分がないと言われる事や、自分がない人から脱出したいと悩みを抱える人は少なくありませんが、自分がない人の心理メカニズムを知れば、なぜ自分がない人間になってしまったのかという原因が見えてくるはずです。

基本的に自分がない人には性格面での傾向なども見られるわけですが、そういった部分も含めて、まずは心理メカニズムを知りましょう。

しっかりと原因が分かれば、おのずと改善方法も見えてくるはずです。

自分がない人の心理①

自分がない人

同調

同調とは、「他者と同じ行動をとる」ことを同調といい、自分がない人の心理には、この同調行動が原因であると考えられます。

よく流行に敏感で流されやすい人がいますが、こういった人も同じく、同調現象という現象によって、流行に敏感となってしまうわけです。

自分がない人が同調行動をとる原因は主に3つの理由が考えられ、以下に1つ1つ細かく理由をまとめていくことにしましょう。

1.正しくありたい

自分がない人ほど同調行動をとる理由の1つは、常に正しくありたいという本音の表れであり、周りと同じような行動をとることによって、「自分は正しいことをしている」「賛成の意見が多いので、自分は間違っていないんだ」という、自分を正当化する理由を作っているのです。

特に自分に自信がない人ほど、自分の意見に自信がないということであるので、他人の意見に乗っかってしまうことで、見方をたくさん作ろうとしています。

よく自信がない時に他人に意見をもらったり、是非を問う人がいますが、これらもすべて同調行動を狙っての質問であるといえるのです。

故に自分に自信がない人は、他人の意見や行動を参考にして生きていくことで、自信のない自分を守ろうとしているとも考えることができますよね。

これは逆に、人生を生きていくうえで、何が正しくて何が間違いなのかという判断は難しいものだからこそ、人は他人の意見を大事にしなければならないということも言えます。

 

2.責任転嫁

責任転嫁とは、「責任を他者に擦り付ける」という意味でありますが、自分に自信がない人は自分の意見に自信がないわけです。

ですから、他人の意見に賛成したり、他人の意見を取り入れることによって、万が一何かあった時の保険としている可能性も考えられます。

無責任な人ほど、他人の意見に賛成しておきながら、「〇〇君が言ってたから本当なのかなと…」といった言い訳をしがちですが、これこそ自分に自信がない人に見られやすい責任転嫁の1つであります。

周りに合わせることで、自分一人に責任がいかないように、とにかく周りの意見に賛同するということなんですね。

勘違いしてほしくないのは、人は誰でも自分が一番ですし、自己防衛本能があるために、いざとなれば自分を守る姿勢を貫き通そうとする時がありますが、自分に自信がない人に見られやすい責任転嫁の1つなだけであって、何も自分に自信がない人が責任転嫁する無責任な人だ!と決めつけているわけではないので、そこは勘違いをしないように。

 

3.嫌われない為

出る杭は打たれるという言葉がありますが、意味は「さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける」という意味であります。

つまり日本では、周りの意見に賛成せずに、己の道を進む人ほど批判されやすい文化があるということであり、これは今まで日本で生きてきた人にとっては、何となく理解できている部分でもありますよね。

同調行動の最大のメリットともいえる効果は、「他者に嫌われない確率を上げることができる、または好感度アップも狙える」ことであり、恋愛では好きな人の前では、同調行動をすることによって、距離感を縮めたり、親近感がわく効果が期待できるのです。

つまり、自分がない=自分に自信がない=嫌われる事への恐怖心、という心理メカニズムが考えられるというわけです。

また、とにかく周りに賛成をしたり、流されることは、自分がない人にとっては【自分を守るための最大の防御】であるとも言えるでしょう。

自分がない人にとっては、集団から仲間外れにされない、最も無難で簡単な方法なのかもしれません。

 

自分がない人の心理②

自己概念

自分がない人の心理の2つ目のパターンは、自己概念という心理が深く関係しています。

自己概念とは、「自分がどのような人間であるのか」という考えのことであり、自分自身で自分がないという評価をしているのであれば、それがあなたの自己概念となります。

人間というのは、この自己概念を他人に分かって欲しい、認めてもらいたいという欲求があり、このような欲求を「自己確証動機」と言います。

自己確証動機とは、「自分が抱く自己概念を、他人から承認されたい」という欲求であり、自分がない人であるということを他人に承認してもらうことは、自分が楽に生きるための方法ともなるのです。

例えば、自分がない人は自尊心が低いといった特徴が見られますが、自尊心とは「自分の人格を大切に思う気持ち」であるので、自尊心が低い=自分の人格を大切にできない=自分はダメ人間である、という心理メカニズムに繋がるのです。

つまり、自分はダメ人間であるということを周りに理解してもらう(自己確証動機)によって、自分自身が頑張らなくても誰かが助けてくれる環境を作り出し、自分を持つ機会を自ら失っている可能性も考えられます。

このような自分がない人の場合は、常に誰かに頼ってしまう、他者依存の傾向見られますので、自分は依存症であるということをしっかりと受け止め、改善する努力が必要となるでしょう。

 

よく見られる性格傾向

自分がない人 性格

流されやすい

自分がない人ほど流されやすく、これは犯罪に手を染めてしまうケースも十分に考えられます。

例えば、薬物を周りに勧められた結果、周りがやっているので自分もやってみようと思い、犯罪に手を染めてしまう人もいれば、周りに誘われて詐欺まがいな犯罪に手を染めてしまうなど、周りに流されやすい自分がない人は、普段からよくつるむグループによって、人生が大きく左右されるかもしれません。

また、周りの意見に流されていれば、そこからはみ出し者になることはありませんし、自分は正しいという正当化もできる為、自分がない人ほど流されやすいということに繋がります。

 

プライドが高く、自尊心が低い

自分がない人は自分に自信がないので、自分を大きく見せたり、自分を強く見せる必要があります。

必要以上に自分を魅力的な人間であるかのように見栄を張ったり、自分の存在がなめられることを恐れ、さらには自分が馬鹿にされるような言葉を何より嫌ったりもします。

よく自尊心とプライドを一緒にしてしまう人がいますが、自尊心は「自分の欠点も含めて尊重する気持ち(自分に対しての自信)」であり、プライドは「自分の欠点が許せない(他者との比較)」という意味であるので、簡潔に訳せば、「自尊心が低い=自分の欠点も含めて自分を尊重できない。プライドが高い=他者から見た自分の欠点が特に許せない」という意味となるのです。

だからプライドが高い人ほど、他人から批判される事や否定的な言葉に怒りをあらわにし、自分の欠点をより憎むようになっていきます。

さらに自尊心が低いので、自分がいくら頑張っても自分はダメ人間だと思い込んだり、自分を褒めることができずに自分に否定的であったりもするわけです。

おそらく、自分がないと悩んでいるあなたは、同じような性格ではないでしょうか。

 

保守的である

周りに流される=保守的であるということが言えるわけですが、自尊心が低い自分がない人にとって、自分はダメ人間であるという思い込みの呪縛から解放されずに、どんどんと自らダメ人間になってしまう傾向が見られます。

これは心理②でも紹介した、自己確証動機が関係しており、自分がダメ人間であるということを他人から承認されると、どんどんと周りがそれを察して助けてくれるようになる、ということを先ほど紹介しました。

これは実は悪循環であり、何もしなくても他人が助けてくれるような環境ができてしまえば、自分に自信持ち、自分を持つチャンスがどんどんと無くなっていってしまうのです。

周りが甘やかすからあいつは何もできない、成長しないままだというセリフを耳にしたことがある人も多いでしょうが、まさにこの悪循環に陥るメカニズムが、ここには隠れているのです。

あなたも自分がない人間であると思い込んでいるのであれば、他者依存という悪循環に陥らないように、他人に頼ってばかりの人生を改善していく必要があるでしょう。

 

他人に優しく、共感できる

自分がない人ほど自尊心が低いといった特徴が見られるわけですが、自尊心が低い人は周りの反応に敏感であり、常に自分がどう思われているのかを気にしている傾向があります。

つまり、自分がない人は不安に感じることが多いということなのですが、当然メリットも存在します。

そのメリットこそ、他人に優しくできたり、共感できるというメリットであり、自分がない=他人からの評価を気にする=傷つきやすいという心理メカニズムがここには隠れています。

他人からの評価を過剰に気にする人にとっては、何気ない一言や否定的な言葉によって、過剰に反応してしまい傷ついてしまうといったケースがよく見られます。

故に、自分がない人は自分がよく傷ついたり、悲しい気持ちになることも多いので、他人のそういった気持ちを理解してあげたり、共感することができたりもするということに繋がるわけです。

 

気をつけるべき病気

可能性のある病気

うつ病

自分がない人は自尊心が低いということをお伝えしましたが、自尊心が低い人に見られやすい病気といえば、うつ病であります。

うつ病には様々な症状が見られますが、症状の1つに「自分には価値がない人間だと思ってしまう罪悪感」といった症状が見られ、これはまさに自尊心が低いことを証明しています。

2016年12月16日に公開された、日本経済新聞の記事によると、世界保健機関(WHO)は12月の9日に、世界で少なくとも3億5千人ものうつ病患者がいるという発表をしたそうです。

また、日本の厚生労働省の発表では、2008年の時点で104万1千人のうつ病患者がいて、最近では先進国のみならず、発展途上国でもうつ病患者は増加傾向にあると発表しています。

世界を見てもこれだけのうつ病患者がおり、さらに日本でも多くのうつ病患者が存在する現在だけに、自尊心が低い人がすでにうつ病であると診断されても、なんら驚くことは無いのです。

ちなみに、うつ病は男性よりも女性の方が患者が多いとの発表がされています。

 

自分を持つ為に必要な5項目

いかがだったでしょうか。

最後に、自分を持つために必要な5項目を簡単にまとめておきましょう。

1.無理に争わない/競わない→他人と比べるばかりではなく、今自分ができることに全力を注ぎましょう。

2.自分を褒める→人は一度悪い部分が見えると、悪い部分ばかりに目がいきます。そうではなく、自分が今日出来たことやいい部分は否定的にならずに、褒めてあげましょう。

3.断る勇気を持つ→周りに流されるのではなく、自分の意見をはっかりと口に出してみてください。自己主張をすることは、決して嫌われる事ではありません。

4.環境を変える→環境を変えるということは、自分のことを分かってくれている人々から、少し距離を取ってみるということです。すぐに助けてくれる人と距離を置くということは、悪循環から抜け出すということなのです。

5.好きなことに没頭する→好きなことに没頭することで、いつか大きな結果に結びつくかもしれません。結果が出れば、自ずと自分に自信が持てるようにもなってきます。

また、「自分を知る方法は心理学を使った10の方法で分かる!」にて、本当の自分を知ることで、自分が思い込んでいた自分とは違い、新たな自分を発見できるかもしれません。

本当の自分を知ることは、自分の全てを受け入れる事に必要でもありますから、一度上記の診断にて、本当の自分を知ってみませんか?

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